ふたりキャンプで使える室内空間が快適な2~3人用テント

昨今のアウトドアブームで、ファミリー・友人グループ・夫婦・カップル・ソロなど幅広い世代の人たちをキャンプ場で見かけるようになりました。

以前は少なかったものの、最近のキャンプ場でよく見かけるようになったような気がするのが男女二人のペアのグループ。

カップルのキャンプは男女どちらかがアウトドアフリークでパートナーを連れてきていることが多いような気がします。アウトドアでのスマートな振る舞いは男の株を上げるチャンスです。

熟年夫婦のキャンプは、子育てがひと段落してファミリーキャンプからふたりでのキャンプへと変わった人。ペットのワンちゃんを連れていることが多いように思います。

ところで、キャンプ場でのお楽しみのひとつに「テントに泊まる」という事があります。

テント泊では、虫の声や小鳥・小動物などの鳴き声、風に揺れる木々の音や川を流れる水の音などをダイレクトに聞けるのでより自然を近くに感じることができます。

一緒にキャンプに行く人数により必要になるテントサイズも違ってきますが、ふたりでのキャンプとなるとどのようなテントがベストなのでしょうか。

【コールマン テント ツーリングドームLX 170T16450J】

コールマン テント ツーリングドームLX 170T16450J

[商品スペック]
サイズ:(約)幅210×奥行180×高さ110cm
収納サイズ:(約)直径24×60cm
重量:(約)5.6kg
耐水圧:約1500mm(フロア/約1500mm)
付属品:ペグ、ロープ、キャリーバック
人数:2~3人用

アウトドアの人気ブランド「コールマン」のコンパクトなドーム型テント。

アウトドア大国アメリカでアウトドア用品の老舗ブランドとして人気のあるコールマン。コールマンブランドのアウトドア用品はファッション性に優れ、キャンプ場でもよく見かける人気の高いブランドのひとつです。

中央でクロスさせた2本のポールを、インナーテントの4隅の金属フックに挿し込んで、インナーテントを吊り上げて自立させるスタイルのオーソドックスなドーム型テント。

コンパクトサイズなのでひとりでも簡単に短時間で設営ができてしまいます。

大きめなフライシートで前室が高く広く、荷物スペースもしっかりとあるのでフロア室内がとても広く使えます。

コールマン テント ツーリングドームLX 170T16450J

別売りのタープポールを用意すれば、フライシートをキャノピーにしてタープスタイルにすることもできます。

【スノーピーク テント アメニティドームS】

スノーピーク テント アメニティドームS

[商品スペック]
サイズ:(約)幅230×全長355×高さ120cm
収納サイズ:(約)W58×D18×H23cm
重量:(約)5.0kg
耐水圧:約1800mm
付属品:テント本体、本体フレーム長(×3)、前室フレーム(×1)、ジュラルミンペグ(17cm×18)、自在付ロープ(2.5m×4、2又4m×2)、リペアパイプ、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース
人数:2~3人用(大人2人+子供1人)

アウトドアの人気ブランド「スノーピーク」、雪の結晶を表現したロゴマークはキャンプ場でも憧れのブランドとして注目の的となります。

日本のアウトドア用品ブランドである「スノーピーク」は、アウトドア用品ブランドが数多く存在する新潟県に本社を置くブランドでキャンパーの憧れのテントなどを多数商品化している人気ブランドです。

スノーピークの入門用テント「アメニティドーム」は大きな前室と豊富な機能、耐久性の高さや耐環境性能の高さなど、入門用とはいえ文句なしの性能を誇る定番のテントです。

スノーピーク テント アメニティドームS

悪天候の中でも安心して過ごせるように、空力を考慮して地上高を低くおさえ、撥水加工したフライシートは耐水圧が1800mmもあり、風にも雨にも強くなっています。

スノーピーク テント アメニティドームS

広い前室は、別売りのポールを用意すればキャノピースタイルで小さなタープにもなります。

スノーピーク テント アメニティドームS

【モンベル クロノスドーム2型 1122491】

モンベル クロノスドーム2型 1122491

[商品スペック]
サイズ:(約)長さ230cm×幅130cm×高さ105cm
収納サイズ:(約)17cm×17cm×35cm、ポールバッグ約6×6×44cm
重量:(約)2.4kg
耐水圧:フロア2000mm、フライシート1500mm
付属品:テント本体1、フライシート1、本体ポール1組、3mm張り綱5本、16cmアルミペグ14本、ポール応急用パイプ1本
人数:2人用

テントといえば忘れてはならないブランドのひとつであるモンベル、長年にわたり登山家やアウトドアフリークに愛用されているテントです。

クロノスドームはドームテントを自立させるポールが、頂上部のクロスソケットで接続されており、それぞれのポールはショックコードで繋がっています。

このため、ポールの組み立てはショックコードどおりに接続して組むだけなので、意外と簡単に設営することができます。

モンベル クロノスドーム2型 1122491

フライシートは、前室を広くとれるように設計されているため、前室に荷物を置いて室内はゆったりと使えます。

また、フライシートにはベンチレータもついており、テント本体のジッパーをおろせば2箇所をメッシュにできるので、暑い時期でも通気性を確保可能でき快適に過ごせます。

【モンベル ムーンライトテント 3型 1122288】

モンベル ムーンライトテント 3型 1122288

[商品スペック]
サイズ:(約)幅165cm×奥行400cm×高さ136cm
収納サイズ:(約)46cm×φ17cm
重量:(約)3.8kg(ペグ、スタッフバッグを含む総重量)
耐水圧:フロア2000mm、フライシート1500mm
付属品:テント本体1、フライシート1、フレーム1本、ペグ10本
人数:2~3人用

モンベル「ムーンライトテント」は、月明かりの下でも素早く設営できるをコンセプトにしたテントで、とにかく組立が簡単で設営に時間がかかりませんので悪天候時などはとても有利です。

ムーンライトテントのA型形状のフレームは自立するセルフスタンディング方式、収納サイズはコンパクトながら組み立てれば室内空間が比較的広く確保できるようになっています。

モンベル ムーンライトテント 3型 1122288

通気性がよく、高温多湿の日本の夏でも過ごしやすいのですい、モンベルテントの中で最も歴史のある定番モデルです。

【キャプテンスタッグ クレセント3人用ドームテント M-3105】

キャプテンスタッグ クレセント3人用ドームテント M-3105

[商品スペック]
サイズ:(約)200×200×高さ130cm
パッキンサイズ:(約)66×14×14cm
重量:(約)2.5kg
付属品:ポール収納袋1枚、ペグ収納袋1枚、バッグ1枚
人数:3人用

キャプテンスタッグはアウトドア用品のブランドが数多く存在する新潟県で事業を営むパール金属工業が展開するアウトドア用品の総合ブランド。

テントやタープをはじめとする様々なアウトドア用品を販売しており、お手頃価格で初心者向けの入門用アウトドア用品としても人気があります。

クレセントドームテントは2本のポールをクロスさせて自立するオーソドックスなスタイルのドーム型テント、余計な装備品もないのでとてもシンプルで軽く、専用の収納バッグに収めれば重量僅か2.5kg。

キャプテンスタッグ クレセント3人用ドームテント M-3105

部品数も少なく初心者でも簡単に組み立てできますが、前室もないシンプルスタイルなので、タープと組み合わせて使うのが良さそうです。

キャプテンスタッグ クレセント3人用ドームテント M-3105

【ノースイーグル イーグルミニドーム200III NE1212】

ノースイーグル イーグルミニドーム200III NE1212

[商品スペック]
サイズ:(約)200×200×125cm
収納サイズ:(約)57×15×15cm
重量:(約)3.5kg
耐水圧:フライシート1500mm
付属品:ピンペグ10本、自在付きロープ4本、収納ケース
人数:2~3人用

ノースイーグルは、社名はナニワですが本社は札幌にあるという株式会社ナニワが展開するアウトドアブランドで、コストパフォーマンスに優れたテントやタープなどのアウトドアグッズをラインナップしています。

「イーグルミニドーム200III」もキャプテンスタッグの「クレセント」同様に、余分な機能のないとてもシンプルなドーム型テント、低価格でお手軽に導入できます。

インナーには開閉式のメッシュ天井、背面には大型ベンチレーションを装備しており通気性を確保しています。

ノースイーグル イーグルミニドーム200III NE1212

【ノースイーグル リップツールームドーム200 NE171】

ノースイーグル リップツールームドーム200 NE171

[商品スペック]
サイズ:(約)440×220×130cm、インナーサイズ:(約)200×200×120cm
収納サイズ:56×20×20cm
重量:(約)5.9kg
耐水圧:フライシート3000mm、フロア3000mm
付属品:アルミペグ×24本、自在付ロープ×9本、ハンマー、収納ケース
人数:2~3人用

ドーム型テントにリビング空間をプラスしたツールーム型のテント、フライシートの耐水圧も3000mmと高く、前室が広いので雨天での出入りも楽々です。

ロースタイル用のリビングアイテムと組み合わせて使えば、このツールームドームはかなり快適に過ごすことが出来そうです。

比較対象となるのはやはり同じツールームドームのスノーピーク「アメニティドーム」あたりでしょうか。

ブランドイメージはスノーピーク、コストパフォーマンスはノースイーグル、大きさ的にはコチラの方がゆったりと使えそうですが開口部の構造にも違いがあります。

どちらも耐水性能は高く評価も高いテントなので、価格とブランドイメージを比較して検討することになりそうです。

【ドッペルギャンガー ワンポールテント T3-44】

ドッペルギャンガー ワンポールテント T3-44

[商品スペック]
サイズ:(約)幅280×奥行243×高さ170cm
収納サイズ:(約)長さ48×直径20cm
重量:(約)3.0Kg
耐水圧:アウター2000mm、フロア3000mm
付属品:アルミ製Y型ペグ(13本)、キャリーバッグ、取扱説明書
収容可能人数:大人3人

リーズナブルでユニークなアウトドア用品を数多くリリースするドッペルギャンガーのワンタッチ式ドームテント、ドッペルギャンガーのアウトドア用品はカラフルでアイデアも満載、他にはないような機能的でワクワクするものが多くあります。

ティピーテントはアメリカの先住民族が住居としていたテント形状をベースとしたワンポールテント・モノポールテントと呼ばれるテントのスタイル。

ポールをクロスさせて吊り下げるドーム型テントと違い、中央に1本のポールを立てて、周囲をペグで固定するためテントの中央部が高く、室内が広くなります。

ドッペルギャンガー ワンポールテント T3-44

構成部品の点数も少なくなるため、重量も軽く、収納もコンパクトにできるのが特徴です。

ドッペルギャンガー ワンポールテント T3-44

ドッペルギャンガーのワンポールテントは、インナーテントが全面メッシュ、アウターにはベンチレーター装備で通気性も良く、耐水圧も高い安心仕様。

ドッペルギャンガー ワンポールテント T3-44

ドッペルギャンガーのキャンプ用品はユーザーの声を反映して毎年マイナーチェンジで改良されていくので最新版の購入をお勧めします。

【ドッペルギャンガー ワンタッチテント T3-79】

ドッペルギャンガー ワンタッチテント T3-79

[商品スペック]
サイズ:(約)幅205×奥行205×高さ145cm
収納サイズ:(約)長さ78×直径17cm
重量:(約)5.0kg
耐水圧:アウターテント1500mm、フロア2000mm
付属品:130cmテントポール×2本、ペグ、ストームロープ、キャリーバッグ、取扱説明書
人数:3人用

設置撤収が簡単なドッペルギャンガーのワンタッチテント。

設営方法はキャリングバッグから本体を取り出し、地面に広げて折りたたみポールを伸ばしてテント上部の2本のロープを引っ張るだけのワンタッチ。

ドッペルギャンガー ワンタッチテント T3-79

まるで折りたたみ傘のようなお手軽テントですが、耐水性能もしっかりとしており、タープ機能も付いた(ポール標準添付)使えるテントです。

ドッペルギャンガー ワンタッチテント T3-79

設置撤収が素早くできるし、タープ機能もあるのでまだキャンプ道具の揃っていないビギナーでも気軽にお試しキャンプを楽しめそうです。

ドッペルギャンガー ワンタッチテント T3-79

コチラの商品も2017年3月出荷分より大幅に仕様変更していますので入手するなら最新版です。

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テントの耐水圧とは?

先程から何度も出てくるキーワード「耐水圧」、テントの耐水圧とはどのようなパラメータなのでしょうか?

「耐水圧」とは、生地にしみこもうとする水の力を抑える性能数値のこと。テント生地がどれくらいの水圧に耐えられるかを数値化して表しています。

JIS規格では、耐水圧2,000mmといえば、生地の上に1cm四方の柱を立て、柱の中に水を入れて2,000mm(2メートル)までの高さに入れた水の水圧に耐えられるというふうに定義されています。

レインウェアなどでは一般的に小雨の目安は300mm、やや強い雨ならば2000mm、大雨であれば10000mm程度と言われています。

雨傘の耐水圧は250mm程度でテントでは耐水圧1500mm程度あれば強い雨にも耐えられるとされていますので2000mmや3000mmの商品ならばかなり雨に強い商品といえますね。

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今回は雨のキャンプでも安心して使える耐水圧表示のある耐水性能の高いテントを中心に選定してみました。

バンガローやコテージなどに泊まるのも結構ですが、自然をより身近に楽しむためには必須アイテムとなるテント。

親子で、夫婦で、カップルで、ひとつのテントに泊まり、自然の音を近くに聴きながらゆっくりと流れる時間を楽しみ、静かな夜を過ごすのもたまには良いのではないでしょうか。

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