キャンプの夜は炭火を使い飯盒で炊いたご飯で極上の食卓を

キャンプでのお楽しみのひとつにみんなでワイワイと楽しむ食事の時間があります。

アウトドアの料理レシピはたくさんありますので毎回どのようなメニューにするのか迷ってしまうものですが、あなたには得意なアウトドア料理がありますか?

アウトドアでおいしい料理を手早くできれば隊員達から賞賛の目で見られること間違いなしですが、料理が得意な人ばかりではありません。

手の込んだ料理に挑戦するも失敗してしまうと、期待値が大きく膨らんだ分、落胆も大きくなりますね。

しかし、アウトドアで囲む食卓は特別なモノ、べつに手の込んだお料理でなくても楽しくおいしく食事することができます。

大自然の中で、野鳥の鳴き声や、木々を揺らす風の音や、川のせせらぎを聞きながら、楽しい仲間との団欒を楽しむ。

そして食卓の中央に「卓上BBQグリル」を置いて、肉でも魚でも野菜でも、なんでも焼いてワイルドに喰らう、それだけでも十分なご馳走となります。

用意するのは食材だけ、あと、ひとつだけ「飯盒で炊いたご飯」があれば最高です。

ここで、飯盒を使っておいしくご飯を炊く極意をひとつ。←久しぶりの高いハードルを用意したw

飯盒を使っておいしくご飯を炊く極意

・お米を用意する

アウトドアでお米を炊く場合、大抵は自宅で計量したものを用意すると思いますが、万が一忘れて袋ごと持ってきてしまったウッカリさんのために、お米の計量方法があります。

計量カップであれば180ml、重さで150gがお米1合に相当しますが、アウトドアで計量カップやキッチン計量器を用意していることも稀だと思います。

そんな時は飯盒の蓋を使います、飯盒は内フタで2合、外フタで3合のお米を計量できるようになっていますので必要な量のお米を計量してください。

・お米を研ぐ

お米をおいしく炊くには「精米したコメの表面についているぬかやゴミを除く」ために「お米を研ぐ」という作業が必要になります。

お米をいちばん最初に研ぐときは、2~3回軽くかき混ぜて、精米の表面のヌカやゴミを取ったらすぐに水を捨てます。

あと2~3回ほど水を入れ換えてお米を研ぐわけですが、研ぎ方は、指先を使ってかき混ぜるようにします。

お米が割れる原因になるので手のひらでお米を押しつぶしたり強く握ったりしてはいけません。

ボウルで研ぐわけではないのでクルクルとかき混ぜることはできませんが、米粒を傷付けないように優しく指先で研いでください。

お米を研ぎすぎると栄養分やおいしさも流れ出してしまうので、入れた水がうっすらと白く濁る程度まで研いだら終了です。

・水を入れる

水の量は手を入れてくるぶしのあたりまでにします。しかし、この方法だと、大人の手、子供の手、男性の手、女性の手で大きく変わってしまいますので、もう少し正確な方法を。

飯盒の内側に目安となる線が2本あります。

下の線はお米2合の時の水の量、上の線はお米4合の時の水の量、お米3合の時はその中間あたりを目安にします。

飯盒で炊く場合、余分な水は吹き出してしまいますので、少なすぎなければ水の量は目分量でも問題ありません。

※但し水が足りないと芯が残りとてもおいしくないご飯になるので注意してください。

水を入れたら30分~1時間ほど放置するとお米が水分を吸って芯が残りにくい炊きあがりとなります。

・ご飯を炊く

飯盒でご飯を炊く方法には、かまどやコンロやバーナーを使うなど、いろいろとありますが、今回は卓上BBQグリルがあるので炭火を使って炊きます。

炭火のおこし方の極意は コチラの記事 を参照してください。←これも高いハードルw

BBQグリルには火の強いところと弱いところがあるので、飯盒を移動させて火加減を調節します。

お米の炊き方、火加減は

「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣くとも蓋とるな」

と歌われています。

まずはじめに、BBQグリルの直火の当たらない火の弱いところに置いて蒸気が出てくるのを待ちます。

蒸気が出てきたら強火に移動して沸騰させて、余分な水分を噴き出させます。

水分が出なくなったらまた弱火に移動して水分が飛ぶのを10分程待ちます。

蓋を開けて確認すると米粒の間に穴が開いていると思います。水気が残っているようだとべちゃべちゃのごはんになってしまうので強火で水分を飛ばして悪あがきしてください。(多分失敗です、失敗作でもおいしいです)

最後に火からおろして飯盒をひっくり返してさらに10分程蒸らします。

いかがでしたか?おいしいご飯が炊けたでしょうか?

飯盒で炊いたおいしいご飯でキャンプの夕飯をお楽しみください。

ではまた~。(^o^)//^^^^^

Σ(゚◇゚;)!!ハッ!

失礼しました、飯盒だけではご飯は炊けませんのでグリルが必要です。

ガスコンロでもいいですが、ここは火力の強い炭火を使うためのグリルを。

【尾上製作所 フォールディングBBQコンロ】

尾上製作所 フォールディングBBQコンロ

[商品スペック]
サイズ:(約)幅315×奥行280×高さ235mm
収納サイズ:(約)幅315×奥行260×厚さ40mm
質量:(約)1.8kg
材質:ステンレス

尾上製作所は、トタン製品、トタンバケツ、園芸用品、レジャー用品、アウトドア製品など家庭用から業務用まで幅広く取り扱う日用品メーカーで、お手頃価格で使い易いアウトドア用品と評判のブランドです。

リーズナブルな価格でも底に反射板もついている機能的な卓上バーベキューコンロ、折り畳み式で使用後はこんなにコンパクトに収納できます。

尾上製作所 フォールディングBBQコンロ

収納バッグに入れれば片手で軽々と持ち運べます。(付属のケースは100均で売っている樹脂製のファイルケースのようですがソコはご愛敬ということで。)

尾上製作所 フォールディングBBQコンロ

炭火容量もしっかりとあり、ダッチオーブンも載せられる剛性があるので、これひとつあればBBQだけでなくいろいろな料理が捗ります。

尾上製作所 フォールディングBBQコンロ

底に反射板が付いているので、合板製のフォールディングテーブルやABS製レジャーテーブルの上など、卓上でも安全に使えます。

尾上製作所 フォールディングBBQコンロ

とにかくコスパ最高で大人気の尾上製作所製フォールディングBBQコンロです。

【コールマン クールステージテーブルトップグリル】

コールマン クールステージテーブルトップグリル

[商品スペック]
サイズ:(約)幅400×奥行280×高さ165mm
収納サイズ:(約)幅400×奥行280×高さ165mm
焼面サイズ:(約)幅345×奥行225mm
重量:(約)2.5kg
材質:スチール、他

アウトドアの人気ブランド「コールマン」の卓上BBQ用グリル、通気性の良いメッシュボディーで、側面も底面も熱くならず、樹脂製のテーブル上でも使うことができます。

仕様サイズと収納サイズが同じ、即ち折りたたみすることはできませんが、剛性がありダッチオーブンを載せても安心感があります。

コンパクトな本体ながら焼面の広さが345×225とワイドなので、大人4人程度までならカバーできるサイズ。

シンプルな構造でコールマンブランドですがお財布にやさしくなっているので、キャンプ場でもよく見かける定番の卓上バーベキューグリルです。

【ロゴス バーベキューコンロ クイックステン卓上グリル 81063210】

ロゴス バーベキューコンロ クイックステン卓上グリル 81063210

[商品スペック]
サイズ:(約)幅375×奥行265×高さ150mm
収納サイズ:(約)幅385×奥行280×高さ55mm
焼網サイズ:(約)幅375×奥行260mm
総重量:(約)3kg
主素材:本体/ステンレス、火床/スチール

ロゴスは日本のアウトドアブランドで主にファミリー層向けのキャンプ用品などを中心に商品展開しています。

ロゴマークであるメイプルリーフはカナダを連想させますが、ロゴスは生粋の日本ブランドであり、キャンプ場でも人気の高いブランドのひとつです。

スクエアな本体ですが組み立て式で、使用後は厚さ僅か5.5cmと、とても薄くコンパクトに収納ができるようになっています。

ロゴス バーベキューコンロ クイックステン卓上グリル 81063210

組立も簡単にできるようになっており、ベースと本体の側面を開いて上下組み合わせ、内蔵パーツをセットするだけ。

板金パーツなのでエッジ部でケガをしないように革製の手袋などをすると安全です。

LOGOSマークの入った専用の収納バッグも付いており。

ロゴス バーベキューコンロ クイックステン卓上グリル 81063210

本体側面にあるパンチングメタルにプレスされたLOGOSのマークもおしゃれな、コンパクト収納可能な卓上グリルです。

ロゴス バーベキューコンロ クイックステン卓上グリル 81063210

【ユニフレーム ユニセラTG-III 615010】

ユニフレーム ユニセラTG-III 615010

[商品スペック]
サイズ:(約)幅315×奥行250×高さ190mm
収納サイズ:(約)幅315×高さ165×厚さ85mm
重量:(約)3.1kg
材質:本体/ステンレス鋼+特殊セラミック、焼網・ロストル・灰受け/ステンレス鋼
※収納ケースは別売り

ユニフレームはアウトドアブランドの集まる新潟県に本社を置く、日本を代表するのアウトドアブランドです。

テントやタープなど様々な商品にくわえ、バーベキュー用品やクッカーなどのキッチン用品などの、””や”焼き”に関わる製品を数多く販売しています。

そんなユニフレームのこだわりの卓上バーベキューグリルが「ユニセラTG-III」、マイナーチェンジを繰り返しながらも売れ続けるロングセラー商品です。

ユニセラTG-IIIの魅力のひとつは、折りたたみできるところ、V字型に開いたコンロを畳めばコンパクトに収納できて荷物が小さくなりますね。

ユニフレーム ユニセラTG-III

V字型に開いたコンロの底には、着火剤を入れるスライド式の引き出しがあり、炭火への着火も容易にできるよう工夫されています。

そしてV字型の本体は炭に対して底部から風を吸い上げて空気を大量に供給する構造になっています。

そして内側のセラミックパネルが熱せられることで遠赤外線の熱を焼網に放射するため、少ない炭で効率的に熱が伝わります。

セラミックパネルとステンレスボディの間には断熱のための空気層を設けてあるので、薄くても本体の外側は熱くなりにくく、卓上でも問題なく使用できます。

欲を言えば、収納ケースは標準で添付して欲しかった。

【ホンマ製作所 SunField バーベキューコンロ炭焼きグルメ M-450】

ホンマ製作所 SunField バーベキューコンロ炭焼きグルメ M-450

[商品スペック]
サイズ:幅450×奥行245×高さ170mm
重量:3.5kg
材質:鋼板
網サイズ:幅414×奥行209mm

キャンパーズコレクションは株式会社山善が1996年より製造を開始して展開するアウトドアブランド、初心者にも手の出しやすい価格設定で良質なアウトドア用品を提供しています。

オーソドックスな箱型のバーベキューコンロですが、底には水を入れるようになっており、遮熱効果を高めています。

炭受けや焼き網のスペアパーツがリーズナブルな価格で販売されているので、毎週末は家族で炭火焼BBQ、というような使用頻度が高い人には嬉しいですね。

ここでは卓上BBQコンロを紹介しましたが、飯盒でご飯を炊くには焚火台という手もあります。

焚火台は こちらの記事 で紹介していますので参考にしてください。

テーブル上でも安全に使える卓上バーベキューコンロと飯盒は、キャンプの必須アイテムですね。

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