キャンプで必携、ジェントスのLEDランタン

アウトドア大好きな我が家では、手軽に使えるLEDランタンをいくつか所有しています。

特にジェントスのLEDランタンは軽量コンパクトなのに明るくてお気に入りで、用途に応じた3種類をシーンで使い分けています。

LEDランタンは災害発生時や停電の時にも役立つので、キャンプ以外の時は防災用品として電池と共に保管。

キャンプ道具はイザというときの防災グッズにもなるのですぐ持ち出せる場所にまとめて保管しておけば便利ですね。

わたしが所有しているジェントスのLEDランタンを紹介しますので商品選びの参考にしてみてください。

ジェントスのベストセラーでロングセラーなLEDランタン「EX-777XP」

LEDランタンといえば今やトップブランドのジェントス。

そのジェントスのLEDランタンといえばエクスプローラープロフェッショナル「EX-777XP」。

2008年発売開始のベストセラー&ロングセラーなLEDランタンです。

防災用やキャンプ用に電池式のLEDランタンが欲しいな~、と思って探していたらコンパクトでとっても良さそうだったので買ったのはもうずいぶん前のこと。

本体サイズがとても小さくて驚きます。

500mLのペットボトルと比較してもこんな感じでコンパクトなのです。

正面にあるのはON/OFFスイッチと本体認識表示灯

スイッチはひとつだけなのでONもOFFも明るさ調整は次のように操作します。

消灯状態でスイッチを押すとHigh点灯モードで点灯
2秒以内にもう一度押すとLow点灯モードで点灯
5秒間長押しすると点滅モード(これ緊急用に用意されているのかな?)

スイッチの上にある本体認識灯は緑のLED、定間隔で点滅していますが暗闇でも明るさが気にならない程度です、テント内で見つけるの大変かも。

この認識灯が常時点滅するので電池消耗を気にする人もいますが、自分は気にせずオフシーズンも電池入れっぱなしにしてます。

それでも全く問題なし、翌年も電池消耗を感じることなくそのまま使っています。但し、電池の液漏れが気になる人は外して保管する事をお勧めします。

電池は本体の下の蓋を外して交換します、セットするときに内側がクルクル回転するので押さえて目印のシール位置にある溝を合わせてはめ込みます。

慣れるまでは溝が合わずにイラっとしますが、コツを掴んでしまえばどうってことない。

ジェントス製LEDランタンの特徴は、発光部カバーを外すと白熱電球スタイルになるところ。このスタイルでタープの周りに吊るせば懐かしい屋台の雰囲気が味わえます。

発光部カバーを取り外すと電球状の発光部が見えてきます、フロスト加工されたカバーで見えにくいですがLED素子は暖色系のチップLEDが3個実装されてます。

Highモードでの明るさは280ルーメン、今となっては普通スペックですが発売当時は結構なハイスペックだったのです。

これはカバーを外した状態

この明るさはテーブルランタンとしては近くにあっても眩し過ぎることがなく尚且つ適度に明るいベストな明るさではないかと思います。

もちろん発光部を凝視すれば残光が残りますが・・・。

で、EX-777XPがなぜこんなにロングセラーになったのかといえば、この明るさで約72時間も連続点灯できるそのスタミナではないかと。

明るさでいえば恐らく電池交換初期と3日経過後では暗くなっていることは間違いないと思いますがそれでも実感として長く使えるのは間違いないのです。

灯りがあるということは災害時など停電時や暗闇の屋外ではとても心強いもの。

災害時など少しの灯りでさらにロングライフにしたいときは、

この明るさならば144時間の超ロングライフ、キャンプ場でもムードを演出したいときなど、例えば焚火の隣に置くランタンとして、また災害時に予備電池が無い場合など、とにかく長時間稼働が必要な場合に重宝します。

ジェントスのベストセラーLEDランタンには間違いない「EX-777XP」は、防災用にもアウトドア用にも、持っていて間違いないベストアイテムですよ!!

ロングセラーの「EX-777XP」ですがさすがに旧製品となって今では入手が難しくなっています。

テーブルランタンとして同じ使い勝手の「EX-V777D」が後継機として登場していますのでこちらなら現役で入手可能。

使い勝手はそのままで明るさが360ルーメンにパワーアップしています。

ジェントスの暖色系で明るい大型LEDランタン「SOL-016B」

次はジェントスの暖色系LEDランタンの中で最も明るい「SOL-016B」です。※暖色系で最大輝度600ルーメン

この「SOL-016B」 は、ジェントスのベストセラーLEDランタン「EX-777XP」をそのまま巨大化したような仕様のLEDランタンで

・重量倍
・電池倍
・明るさ倍
・点灯時間半分

といった感じですかね、大雑把ですが。

付属品は、取扱説明書、フック、カラビナ、、、

ジェントスのLEDランタンには樹脂製のフックが付属していることが多いですね。

これで白熱電球スタイルで使ってくれよという事だと思うのですが、「SOL-016B」にはおまけでカラビナが付属しています。

「SOL-016B」は本体重量プラス電池で約1.6kgもある重量級ランタンなので、軽量級の「EX-777XP」のようにランタン本体に可倒式フックをつけると樹脂製では破損の恐れがあるんですよね。

そこで破損の恐れがある可倒式の樹脂製フックではなく、耐久性のある固定式のフックにして、そこに付属のカラビナを引っ掛けて吊るしてください、という事なんだと思います。

この辺はアウトドア用のLEDランタンを多数リリースしているジェントスの経験値のなせる業ではないかと勝手にリスペクトしています。

発光部カバーを外せば白熱電球となるジェントスエクスプローラーシリーズ伝統のスタイルを継承し、

フロスト加工された発光部ドームの下に覗くLED素子は

少し見難いですが暖色系チップLEDが14個配列されています、14個の素子で600ルーメンなので1素子あたりは約43ルーメンという計算になりますね。

電池は底の蓋を廻して外してセットします。単1電池が6本入りますのでランタン全体の重さはかなりズッシリとした重量級となります。

電池蓋のセットは蓋の内側が回転しますので少しコツがいりますが矢印シールの位置で本体と蓋を合わせてから押し込み、回転させるだけなので何度かやればすぐ慣れます。

それでは点灯させてみますか。

Highモードの明るさ最大600ルーメン、連続点灯時間は37時間

明るい・・・。

連続点灯時間80時間のMidモード

連続点灯時間なんと600時間のEcoモード

薄暗いですが25日も連続点灯し続ける計算です。

電源スイッチはバッテリーインジケータも兼ねており、点灯直後やボタン長押しで電池残量を確認することができます。

その仕様は次のとおり

緑点灯:十分な電池残量がある
赤点灯:電池残量が少ないのでもうすぐ電池交換が必要
赤点滅:電池残量がないので今すぐ新しい電池に交換が必要

グリーン点灯ならば安心して使えます、便利ですね。

トップカバーを取り外して白熱電球スタイルで点灯させると

眩しい・・・。

「EX-777XP」と並べて点灯させると

「SOL-016B」の明るさが際立ちます。

最後に大きさを確認するために2リットルのペットボトルと比較してみると

やはり先程の「EX-777XP」とは比較にならないほど大きい。

点灯モードにはキャンドルモードがあります。

キャンドルモードはその名のとおりロウソクのような揺らぎのある点灯を再現していますのでまったりとした焚き火タイムなどに雰囲気を出したいときなどに良さそうですね。

ジェントスの「SOL-016B」も先ほどの「EX-777XP」同様に廃番となってしまっています。

この商品に相当する後継機種は今のところなく、機能的に近い商品が「SOL-013C」。

3色切り替えのLEDランタンで白色発光の明るさが最大530ルーメン。

単1電池が3本で軽いのでこちらのほうが使い勝手がいいと思います。

このほかにも明るさは400ルーメンと控えめながら、発光に味わいのあるフィラメントLEDを採用した「EX-400F」なんかも発売されています。

ジェントスの最高輝度1000ルーメンLEDランタン「EX-1000C」

ジェントスのLEDランタンに魅せられて、ベストセラーの「EX-777XP」と暖色最高の明るさを誇る「SOL-016B」を所有しているわけですが、正直これだけでキャンプ場での照明が確保できるかというと厳しいのが現実です。

まだまだLEDランタンでは燃料系ランタンの200ワットクラスの明るさには到底敵わないわけですが、2015年になると各社から1000ルーメンを超える明るさのLEDランタンが発売されてきています。

まずは2015年の春にジェントスから初の1000ルーメンLEDランタンである「EX-1000C」、そして同時期にライバルであるコールマンからも「ミレニアLEDキャンプサイトランタン」が1000ルーメンの明るさで登場しました。

さらにジェントスからは充電式のパワーバンクシリーズが新たに加わり1000ルーメンの「EX-000R」が2015年の夏に登場しています。

3機種でどれにしようか悩みましたが、今回は単1電池で使えるジェントスの「EX-1000C」を我が家のLEDランタンに追加しました。

パッケージは商品が見えるようになっていてデザインも売りであることが伺えます。

同梱品はフックと取説のみととてもシンプルです。

見た目はレトロな燃料系ランタンのようなスタイルですが持つと驚くほど軽いんです。

「SOL-016B」は単1電池6個で1.65kgと重量級だったのですが、この「EX-1000C」は単1電池4個で1.25kgと軽量になっています。

EX-1000C の操作は至ってシンプルです、唯一の操作部であるダイヤルスイッチは押すと点灯、廻すと明るさが調節できるようになっています。

点灯直後にスイッチを押すと点灯色の切り替えができます。

点灯色は白色→昼白色→暖色の順に切り替わります。

スイッチの左側にあるLED表示はバッテリーインジケータとなっており、先程紹介した「SOL-016B」と同じ仕様でインジケータ表示します。

緑点灯:十分な電池残量がある
赤点灯:電池残量が少ないのでもうすぐ電池交換が必要
赤点滅:電池残量がないので今すぐ新しい電池に交換が必要

ドーム状の発光部の中は暖色系と白色のチップLEDが配置されています。

使われているLEDの数は、高輝度チップタイプ白色LED×12個、高輝度チップタイプ暖色LED×12個となっています。

中華ライト系の各社がCREE社のパワーLEDを採用して光量を稼ぐのに対してジェントスがこのような小さなチップLEDを多数採用するのはどのような意図があるのか、設計者の思惑を確認してみたい気もします。

※恐らく点光源にならないためではないかと勝手に想像していますが。

本体の底にはジェントスの他のシリーズには必ずと言ってもよい程付いているフックがありません。

この蓋を廻して外すと電池ホルダとなっており電池交換ができます、使用電池は単1サイズの乾電池が4本です。

2Lのペットボトルと比較すると、サイズ的には「SOL-016B」とさほど変わりない大きさですが、電池の数が2個少ないので重量が400gほど軽量化されています。

単1電池の重量は一般的に140g程度なのでその他にも軽量化の要素があり全体的に軽くなっています。

確かに「SOL-016B」は重厚な感じがしますが「EX-1000C」は少し安っぽい感じがします。(個人的な感想です)

では、点灯させてみます。

まずはダイヤルスイッチを押して白色モード(100ルーメンで250時間連続点灯)

スイッチを押すと明るさ最小状態で点灯しますので、使用する際にはダイヤルを廻して調光する必要があります。

ダイヤルを時計方向に廻して白色モード最大(1000ルーメンで5.5時間連続点灯)※EX-1000Cの最大スペックです

点灯直後にダイヤルスイッチを1回押して昼白色モード(80ルーメンで300時間連続点灯)

ダイヤルを時計方向に廻して昼白色モード最大(540ルーメンで11時間連続点灯)

点灯直後にダイヤルスイッチを2回押して暖色モード(60ルーメンで300時間連続点灯)

ダイヤルを時計方向に廻して暖色モード最大(400ルーメンで300時間連続点灯)

ちょっとお遊びでジェントス3兄弟での競演です

発光色の影響もあるかもしれませんが、暖色系の「EX-777XP」と「SOL-016B」は発光部カバーがムラなく光を拡散するのに対して「EX-1000C」は明るさ最大の白色モード(1000ルーメン)だと少しギラギラと眩しい感じがします。

やはり「EX-1000C」はテープルランタンとしてよりは、ランタンスタンドに吊るしてサイトランタンとして使った方が良さそうですね。

しかしながら、この「EX-1000C」もすでに廃番となっていて今では入手できません。

後継機種は「EX-1300D」、形も機能もそのままに明るさが最大1300ルーメンにパワーアップ。

明るさ最大時の連続点灯時間は7時間。

このランタンを購入する人の使用目的は燃料計ランタンに代わるメインランタンとして使用することを想定する場合が多いかと思います。

そうなると単一電池の予備は必須となりそうです。

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