アウトドアで使う「タープ」にはいくつかの種類がありますがあなたはどのような「タープ」を使用していますか?
初心者なら設置がワンタッチで簡単なワンタッチ式のタープ。
虫嫌いなら周囲をネットで囲むことができるスクエア型のスクリーンタープ。
本格派なら強風にも強いヘキサタープやウィングタープなど。
タープにもいろいろと種類があってどれにしようか迷いますね。
欲しいタープのタイプが決まったら次に決めたいのはブランド。
形や機能で決まってしまうこともありますが、似たようなもので迷ったら最後はブランドで決めればよいのではないでしょうか?
キャンプ道具を、お気に入りのブランドで固めるもよし。
信頼できるブランドの中から王道の商品を選んで決めるもよし。
お気に入りブランドのアイテムであなただけの楽しいキャンプライフを送りましょう。
【コールマン】
アメリカのアウトドア老舗ブランドである「コールマン」。
コールマンブランドはアウトドアの本場アメリカで、約1世紀にも及ぶ長い歴史があります。
コールマンのアウトドア用品の原点はガソリン式のランタン。
ロゴマークにもランタンがデザインされており強いこだわりが感じられます。
「ランタンのロゴマーク」でお馴染みのコールマン製品はオシャレで存在感があり、日本のキャンプ場でも大人気ですね。
おそらくキャンパーで知らない人はいないであろう、老舗の人気ブランドです。
コールマンのタープは定番のヘキサタープと居住空間の広くとれるスクエアタープなどが人気。
その他にもテントと連結して居住空間をつくれるスクリーンタープなど様々なラインナップがあります。
【スノーピーク】
アウトドア用品の総合ブランドである「スノーピーク」。
「スノーピーク」は新潟県に本社を置くアウトドアブランドで、キャンパーの憧れのテントを多数商品化している人気ブランドのひとつ。
雪の結晶を表現したロゴマークはキャンプ場でも憧れのブランドとして注目の的となります。
ブランドの特徴であるカラーは少々地味でカラフルさは無いものの、定番商品という風格で抜群の存在感がある。
また、スノーピークブランドは「オートキャンプ」というスタイルを生み出した会社ということでも知られています。
スノーピークのタープといえばやはり定番のヘキサタープ。
少し高価なアイテムとはなりますが、高品質で永年保証がついているので安心して使えます。
スクリーンタイプのタープやシェルターなどもあり、単独でも、テントと組み合わせても楽しめます。
【ロゴス】
「ロゴス(LOGOS)」はロゴスコーポレーションが展開する日本のアウトドアブランドのひとつ。
ロゴスブランドは、1985年(昭和60年)からアウトドア用品を取り扱う老舗ブランドのひとつです。
ちなみに、ロゴスの原点である船舶用品問屋「大三商会」は、1928年創業という歴史を持ちます。
「ロゴス」は主にファミリー層向けのキャンプ用品などを中心に商品展開しています。
ロゴマークであるメイプルリーフはカナダを連想させますが生粋のジャパンブランドなんですね。
コーポレートサイトのブランドポリシーには「海辺5メートルから標高800メートルまで」と記載されており、キャンプ用品やアウトドアレジャー用途のアイテムに重点を置いていることがわかります。
このため、ロゴスブランドのアイテムには、ファミリー層が欲しそうな、テントやタープ、BBQ用品からビーチ用品まで、アウトドアで使えるアイテムを多数ラインナップしています。
また、アイテムはシリーズ化されており、ナバホシリーズなどカラフルでオシャレなアイテムに人気があります。
色合い鮮やかでキャンプ場でもひときわ目立つ存在になりますね。
ロゴスのタープといえばやはりスクリーンタープ、人気のナバホシリーズにもラウンドタープがあります。
定番のヘキサタープもあればアートキャンプで便利なカーサイドにセットして使えるタイプのタープもあり。
また、初心者にもおすすめなワンタッチタープもあるんです。
【キャンパルジャパン】
小川キャンパルは1914年(大正3年)に「小川治兵衛商店」として創業した老舗アウトドアブランド。
その後、1946年(昭和21年)に「小川テント」、2000年(平成12年)に分社化により「小川キャンパル」と社名を変え、日本のアウトドアシーンを支えてきました。
「小川キャンパル」は、テント専門メーカーである「小川テント」から生まれた人気ブランドでしたが、事業譲渡により2015年より同ブランドを継承した「キャンパルジャパン」にブランド名が変わっています。
事業譲渡を受けた「キャンパルジャパン」は「ogawa」の名前を残し、テントやタープなどを中心に、小川キャンパルの人気商品を取り扱い続けています。
「ogawa(キャンパル)」のテントは、価格帯が少し高いですが、その人気と存在感は格別で、キャンプ場でもよく見かけるブランドのひとつです。
まさに、道具を楽しむ趣味「アウトドア」にピッタリのブランドですね。
もともとテント専門だった「小川テント」からくるキャンパルのタープはテントとセットで使うスクリーンタープで多くの商品を揃えています。
少し高価になりますがテントとセットで使うと機能的で美しいサイトに仕上げることができそう。
また、定番のヘキサタープや大型のスクエアタープ、カーサイドタープなども用意しています。
【モンベル】
「モンベル」は1975年設立のアウトドア総合メーカー。
世界で愛される登山用具やアウトドアグッズの開発を目指して大阪に設立されました。
登山用具に強いブランドで歩いて持ち運べる軽くてコンパクトな、設置も簡単、それでいて丈夫なテントなどはユーザーからの評価も高く人気があります。
サイズもソロ用から8~9人用の大型なものまで揃っています。
自社ブランドの商品のほかに、世界のアウトドアブランドの取り扱いもしています。
人気アウトドアチェアのブランド「Helinox(ヘリノックス)」などもモンベルの取り扱いですね。
【ユニフレーム】
ユニフレームはアウトドアブランドの集まる新潟県に本社を置く、日本を代表するのアウトドアブランドです。
バーベキュー用品やクッカーなどのキッチン用品などの、”火”や”焼き”に関わる製品を数多く商品化。
その他にもテントやタープなど、アウトドア用品の総合ブランドとして多数のアイテムをラインナップしています。
ユニフレームのタープといえば、やはりREVOシリーズ。
左右非対称でノーマル形状の他社商品よりも面積の広いヘキサタープ。
スクリーンタープやサンシェードなどと組み合わせてシステムアップできるところもサイトのデザインができてうれしいところ。
ソロ用の小さなタープもあります。
【キャプテンスタッグ】
アウトドア用品の総合ブランド「キャプテンスタッグ」。
「キャプテンスタッグ」は新潟県の「パール金属工業」のアウトドア事業部が展開するアウトドアブランド。
「鹿」のロゴマークでお馴染みです。
アウトドア用のベンチなどは、「鹿ベンチ」などと愛称で呼ばれ、愛用されています。
パール金属といえば圧力鍋などのキッチン用品などが有名ですが、キャプテンスタッグではキャンプ用品の他にもアウトドアつながりで自転車用品なども販売している。
新潟県は金属加工を得意とする工場が数多くあり、日本のアウトドアブランドが集まる聖地でもあります。
そんな中「キャプテンスタッグ」は、入門者にもやさしい、リーズナブルなアイテムを揃えて、親しみやすいブランドを確立しています。
【キャンパーズコレクション】
「キャンパーズコレクション」は家庭用品の商社である株式会社山善が1996年より展開するアウトドアブランド。
「山善」といえばジェネリック家電のブランドとして知られています。
定番の商品を、使い勝手そのままに、よりリーズナブルな価格で提供するジェネリック商品。
キャンパーズコレクションブランドでは、同じように、定番のアイテムを、初心者にも手の出しやすい価格設定で入門用のアウトドアグッズとして提供しています。
他社とは別の道を行く独自のブランド展開で、このサイズでこの価格?と驚くような低コストのアイテムを提供しています。
安いからといって品質的に劣ることもなく、これからアウトドアをはじめる人にとっては、最小限の投資で必要なものを揃えられる、ありがたいブランドのひとつです。
【DOD】
DOD(ディーオーディー)は2018年2月にドッペルギャンガーからブランド名称を変更した「ビーズ株式会社」が運営するアウトドアブランドです。
リーズナブルでユニークなアウトドア用品を数多くリリースするDOD。
カラフルでアイデアも満載、他にはないような機能的でワクワクするものが多くあります。
このブランド、商品のクオリティを追求して高付加価値を前面に出せば価格設定を高くしてももっと人気がでるような気がするのですが・・・、面白いアイデア商品が多いだけに少し残念です。
後発ブランドですが「とにかく安く」ではなく、新しい価値を追加して値段を据え置きするスタイルで数多くのアイテムをラインナップしてきています。