【保存版】防災バッグに入れておくものリスト

災害は忘れたころにやってくる

私たちの住む「日本」という国は、その昔から数多くの自然災害に襲われてきました。

特に地震に関しては、いくつもの大震災と呼ばれる地震を経験してきました、記憶に新しいところでは2011年に発生した「東日本大震災」、1995年の「阪神・淡路大震災」、1923年の「関東大震災」などが思い浮かびます。

地震の予知は現在の科学技術ではできないと気象庁のサイトでも明言しています。

いつ、どこに、どのレベルの地震が起こるのかは今のところ予測することはできません。予測ができないからには、常日頃から万全の備えをしておくことが必要ではないでしょうか。

災害の備えには防災バッグが便利です、地震発生時の人命救助では72時間というリミットがあるといわれています。

これは「災害発生から72時間が経過すると生存率が急激に低下する」という意味があるのですが、例えライフラインが断絶されたとしても救助が来るまでの数日間を生き延びることができれば救助される確率はグンと上がります。

どのような状況で災害に巻き込まれてもバッグひとつ持って逃げれば数日間は何とか凌げる、そんな万全の備えをしておきたいものです。

防災バッグを用意しておくとして、どのようなものを入れて備えておけばよいのでしょうか?

防災バッグに入れておくと便利なものリスト

災害時に持ち出せるものには、重量であったり大きさであったり、ある程度の制限があります。

まずはとりあえず生き延びるために最低限の必需品と思われるものを「一次持ち出し品」として防災バッグにまとめて用意しておくと、いざという時にすぐに持ち出せて良いでしょう。

そして、ある程度の余裕が出てきたところで避難所などに持ち込む「二次持ち出し品」を別の丈夫なキャスター付きバッグや頑丈なコンテナなどにまとめておけば安心です。

非常持ち出し袋にいれておくものリスト(一次持ち出し品)
防災バッグに入れておくものリスト
防災グッズ 備考
飲料水 500mlペットボトル数本
非常食 長期保存できる菓子類やレトルト食品・フリーズドライ食品など
医薬品 消毒薬、絆創膏、三角巾、胃薬、解熱薬など
衣類 薄くて軽い防寒具
皮手袋 ケガをしないため軍手よりも丈夫な皮手袋は必需品
懐中電灯 電池の消耗が少ないLED式の懐中電灯
電池 サイズは統一しておくこと ※入手性の良い単3形がお勧め
手回し充電式携帯ラジオ 電池が不要な上、手回し充電でスマホにも充電可能
現金 お札だけでなく公衆電話用に小銭も
貴重品 印鑑・通帳・カード等 ※火事場泥棒に備えて身に着けておく
マッチ・ライター 暖を取るために火が必要になるかも
ロープ
ビニールシート
ナイフ、ハサミ 刃物は必須、サバイバルツールがベスト
タオル(大小)
洗面道具 旅行用のものでOK
ウェットティッシュ ウェットティッシュは水が無くても歯磨きや洗浄用に使える
雨具
ビニール袋 応急手当や調理、水を入れるなど多用途に使えるのでいくつか種類を用意しておく
筆記具

刃物は何かと必要になるので必須です、サバイバル用にいく種類かの刃物がひとつになったマルチツールやサバイバルツールもありますのでひとつあると便利です。

マルチツールについてはお勧め商品をこのブログで紹介してますのでご参照ください。

【マルチツール】防災やアウトドアにひとつ持っておきたい多機能ツール

忙しくて個々に用意できないという人には、一次持ち出し品があらかじめセットになった、「非常持ち出し袋セット」なるものが販売されていますのでそれを利用するのも良いかも。

【非常持ち出し袋セット】

注意しなければならないのが、飲料水や非常食、医薬品には消費期限があること、防災用に長期保存ができるものですが、やはり3年、5年と期限があります。

そこで、毎年防災の日には、中身をチェックして、消費期限が1年以内に迫っているものについては入れ替えをするなど、定期的な入れ替えをするように心がけておきましょう。

いざ災害発生時にあけてみたら、とんでもない状態になってしまっていたら安心したのも束の間、ガッカリしてしまいますものね。

ところで、非常持ち出し袋に入れておくものでおススメの商品がありますのでちょっと紹介しておきます。

・手回し充電式ラジオ

 電池が無くても手回し充電でラジオが聞ける、災害時は電話回線や電波塔などのインフラが破壊されて使えなくなる可能性があります。

 そんなとき頼りになる情報源はやはり「ラジオ」です、 電波は途切れることがないですから防災用として「ラジオ」は必需品となります。

 そしてケータイの電波が復旧しても充電が切れてはスマホも使えませんのでスマホなどのモバイル機器への充電機能を備えた手回し充電式の防災用品も必須となります。

 そんなわけで「手廻し充電式ラジオ」は是非とも防災バッグに入れておきたいものです。

【手回し充電式ラジオ】

災害時の避難時に身に付けるもの(とにかくすぐに手の届く場所へ置いておく)

・ヘルメット

災害発生時に頭を守るのは鉄則、いつどこから危険な瓦礫などが落ちてくるかわかりませんので頭を守るヘルメットは必須です。

・歩きやすい運動靴

道路が崩れ、舗装路を歩くことができないことも予想されます。

足首を守ってくれるアウトドア用のトレッキングシューズや、少なくとも歩きやすく靴底のしっかりとした滑り止めの付いている運動靴を履きましょう。

・防塵マスク

瓦礫から粉塵などが舞い上がっていることもあります、衛生面での環境も良くないことが予想されますのでなるべく吸い込まないように防塵マスクをはめていると安全でしょう。

・手袋

地震により倒壊した建造物から、ガラスの破片や屋根瓦などの落下物など、避難経路では素手で触ると危険な状態に遭遇することもあります。

手を怪我しないようにできれば革製の丈夫な手袋があると安全です。

災害時にあると便利なもの(二次持ち出し品・家庭内に用意しておくもの)
災害時にあると便利なものリスト
防災グッズ 備考
2リッターペットボトルを家族人数×1週間分
食料 長期保存できる非常食(乾パンやクラッカー、レトルト食品)
裁縫セット 衣類などが破れたときになおせるように
使い捨てカイロ 冬季は低体温症に注意
サバイバルシート 防寒・保温シート
簡易トイレ 水道が止まるとトイレが使えなくなる
キャンプ用品一式 テント、寝袋
カセットコンロ、カセットガス、調理器具
簡易食器セット(アウトドア用の樹脂系の軽くて嵩張らないモノなど)
折り畳みポリタンク、台車
ランプ、ランタン、ヘッドランプ

こうしてみると、キャンプ用品というのは災害時の強い味方になりそうです。

趣味でファミリーキャンプをしているという世帯では、キャンプ用品をすぐに取り出せる屋外の頑丈な物置などに備えておくのも良さそうですね。

そして災害時に困ることといえば、上下水道が止まってしまい、トイレが使えなるという事です。

普段何気なく使っているトイレですが、いざ使えないとなると本当に困ってしまいますから防災用の簡易トイレは多めに用意しておきたいですね。

【簡易トイレ】

もうひとつ用意しておくとよいものに「サバイバルシート」があります。

家屋が倒壊して避難場所もなくやむを得ず屋外にいなければならない、そんなとき気温低下で体温を奪われるととても体力を消耗します。

屋外でも自分の体温を逃がさずに外気温を遮蔽してくれる「サバイバルシート」は心強い防災アイテムです。

【サバイバルシート】

避難所であると快適に過ごせるもの

・耳栓
・安眠マスク
・携帯マクラ
・サバイバルシート(防寒・保温シート)
・菓子類

避難所では地域住民が集まりますが、大勢の人が集まると周りが気になってなかなかゆっくりと休むことができません。

しっかりと睡眠をとって長期の避難生活にも耐えられるように体力を温存しておきたいものです。

少しでも睡眠をしっかりととれるように、睡眠時の騒音や明るさを軽減するグッズや姿勢よく寝られるマクラがあると便利です。

如何に人類の科学技術が発達しようとも、地震などの自然災害を防ぐことはできそうにありません。災害はいつか必ず起こるものと考えて、常に万全の備えをしておくことが重要ではないでしょうか。

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