アウトドア用の食器セットやクッカーセットはとてもコンパクトに収納できるようになており便利ですが、仕舞うとコンパクトな割に、広げると驚くほど場所を取ります。
ところで食事の後片付けで食器や調理器具を洗い、濡れた食器を乾かす必要がありますがどのようにしていますか?
慣れないキャンプで意外と盲点なのがこの、食器を乾かす場所。運搬用にカゴはあるけれど、洗った食器をそのままカゴに放置では木の葉や虫が入り込んで大変なことになりかねない。
全て乾いた布やキッチンペーパーなどで拭いて、またセットで仕舞うこともできなくはないですが、その都度では手間がかかり大変です。
そこで便利なのが「ドライネット」。
「ドライネット」はドライフルーツや干し芋などをつくるときなどにも使われる、金属フレームとナイロン製のネットでできたカゴで、広げると3層程度の部屋に分けてモノを入れることができるようになっています。
仕舞うときは小さく折り畳むことができるのでアウトドアギアとしても有能です。
洗った食器などをこのドライネットに入れて乾かしておけば場所を取らずにしっかりと乾かすことができて快適。
なんなら次の食事までそのままドライネットの中で乾かしておいても、邪魔にならないしネットでゴミも虫も入らないので問題なし。
有名なアウトドア用品ブランドからもアウトドア用品として販売されている「ドライネット」もありますね。
【コールマン ハンギングドライネット 170-6496】
[商品スペック]
サイズ:(約)直径38×76cm
重量:(約)290g
アウトドア大国であるアメリカでアウトドア用品の老舗ブランドとして人気のあるコールマン。
コールマンのアウトドア用品はファッション性に優れ、キャンプ場でもよく見かける人気の高いブランドのひとつですが、その「コールマン」のドライネット。
ファスナーが上から下まで全開になるので出し入れがしやすく、間仕切りで3層になっているため食器を効率よく置けます。
外形が円形になっており、ポップアップテントのようにねじって収納することでポーチサイズの収納バッグにコンパクトに収まります。
【ロゴス スタンディングドライネット 81285040】
[商品スペック]
サイズ:(約)36×36×60cm
収納サイズ:(約)37×37×1.5cm
総重量:(約)400g
ロゴスは日本のアウトドアブランドで主にファミリー層向けのキャンプ用品などを中心に商品展開しています。
ロゴマークであるメイプルリーフはカナダを連想させますが、ロゴスは生粋の日本ブランド。ネームバリューがありキャンプ場でも人気の高いブランドのひとつです。
3層の小部屋にはそれぞれに出し入れのファスナーがあります。
組立は少々手間がかかりますが、自立できる骨組みがあるので吊るすところが無くてもテーブル上に置いて使うこともできます。
使用後は勿論専用の収納バッグへとコンパクトに収納可能です。
【キャプテンスタッグ ドライバスケット M-8868】
[商品スペック]
サイズ:(約)35×35×50cm
重量:(約)500g
キャプテンスタッグはアウトドア用品のブランドが数多く存在する新潟県のパール金属工業が展開するアウトドア用品の総合ブランドです。
テントやタープをはじめとする様々なアウトドア用品を販売しており、お手頃価格で初心者向けの入門用アウトドア用品としても人気があります。
キャプテンスタッグのドライバスケットはホームセンターで販売されている干物用ドライネットのようなシンプルでリーズナブルな商品です。
プランド名なども表示が無くブランド主張がないですが、とにかく最低限の機能を有したコスパに優れた商品ですね。
キャプテンスタッグ キャンプ 乾燥用ネット ドライバスケット M-8868
【バンドック フォールディングドライネット BD-303】
[商品スペック]
サイズ:(約)W37xD37xH75cm
収納時サイズ:(約)17x17x5cm
重量:(約)170g
バンドックは日本のアウトドア用品のメッカである新潟県三条市にある、株式会社カワセが展開するアウトドア・レジャーブランド。
コールマンのドライネットによく似た形状でファスナーも上から下まで全開にできるところも同じです。
フレームが華奢で少々不安が残りますが、リングをひねって小さく折りたたみ、付属の収納ポーチに収納することもできます。
重量も軽く僅か170g、アウトドアアイテムとしては嬉しい軽さですね。
【尾上製作所 干しかご ON-5802】
[商品スペック]
サイズ:(約)35×35×60cm
収納サイズ:(約)35×35×3.5cm
重量:(約)500g
尾上製作所は、トタン製品、トタンバケツ、園芸用品、レジャー用品、アウトドア製品など家庭用から業務用まで幅広く取り扱う日用品メーカーで、お手頃価格で使い易いアウトドア用品と評判のブランドです。
シンプルなスクエアタイプのドライネットで、キャンプの食器乾燥や食品の乾燥・干物つくりなどに利用できます。
取り出し口はジッパーで大きく開くので比較的大きな食器などでも楽に出し入れができます。
大物用にはもうワンサイズ大きな45cm角のドライネット「ON-5804」もあります。
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ところでこのドライネットですが、上部にフックやヒモがあり、どこかに引っ掛けて使えるようになっています。
このネットをどこにかけて食器を干すかが問題ですが、ポールがあればどこでもハンガーにできるランタンハンガーを使うととても便利です。
ランタンハンガーはタープやテントのポールなどに引っ掛けて使えるので、どこでも邪魔にならない位置にセットして食器を干すことができるようになります。
【ロゴス ランタンフック 71907000】
ロゴス(LOGOS) ランタンパーツ ランタンフック 直径19~22mmまでの円柱ポールに
【スノーピーク ランタンハンガー LT-006】
スノーピーク(snow peak) ランタンハンガー LT-006
【Kalili ランタンハンガー パーツ フック】
「ドライネット」は洗った食器を清潔に乾燥させることができるだけでなく、ドライフルーツや干物なども作ることができる便利グッズです。
サイズ的にも小さく収納できて荷物にならないので、これひとつあるとキャンプが随分と快適になりますよ。