大切なテントを保護して長持ちさせるテントの下敷きグランドシート

キャンプでのお楽しみのひとつであるテント泊、テントに泊まると自然の音が近くに聞こえてなんだかワクワクした気持ちになります。

虫の声、動物の鳴き声、風に揺れる木々の音、近くを流れる川や海の水の音、天候によっては雨の音が聞こえるときも、大雨でなければテントで聞く雨音も風情があってまた一興。

キャンプ場で大活躍する「テント」ですが、設営時に地面にダイレクトに設置している光景をたまに見かけます。

キャンプ場は整備されているとはいえ、テントを直接設置するのは、木の枝や小石などでテントを傷めてしまう可能性がありますので避けたいところ。

できればテント専用の「グランドシート」をまず敷いて、その上にテントを設営するようにしたいもの。

キャンプは道具を楽しむ趣味でもありますから、大切な相棒は丁寧に取り扱って長く使いたいものです。

【グランドシートの役割は?】

グランドシートがあることによるメリットとしては次のようなことが考えられます。

・インナーテントの底を突起物から保護して傷みを防ぎます。
・インナーテントの底が汚れるのを防ぎます。
・降雨時にインナーテントの底から雨が染みるのを防ぎます。
・地面からの湿気を防ぎテント内を快適に保ちます。
・撤収時にテントを畳むスペースとして重宝する。

このように、グランドシートが必要である理由はいくつかありますが、マイナス要素は一切ないのでテントとセットで使いたいアイテムです。

【グランドシートのサイズ選定方法は?】

グランドシートのサイズ選定では、使用するテントの底面積よりもひとまわり小さなサイズを選択します。

グランドシートがインナーテントの底よりもはみ出していると、降雨時にテントを伝って落ちてきた雨水がグランドシート上に溜まり、インナーテントの脇から浸水するリスクとなります。

テントサイドの雨水はそのまま地面にしみこませ、インナーテントの底面の地面からの湿気を防ぐのがグランドシートの役割です。

【OUTAD 軽量 折りたたみ レジャーシート 防水仕様 全4色/3サイズ】

OUTAD 軽量 折りたたみ レジャーシート 防水仕様 全4色/3サイズ

[商品スペック]
サイズ:Small(150×220cm)、Medium(180×220cm)、Large(240×220cm)
材質:210Dオックスフォード地
重量:Small(310g)、Medium(380g)、Large(485g)
カラー:ブルー/ライトグリーン/オレンジ/ダークグリーン
付属品:収納袋

210Dオックスフォード生地を採用し、防水性・遮熱性が高く、湿った芝生や地面からの熱さも緩和することができる多機能のレジャーシート。

OUTAD 軽量 折りたたみ レジャーシート 防水仕様 全4色/3サイズ

もちろんレジャーシートやピクニックシートなどとしても利用できますが、テントやシェルターのグランドシートなどとしても使用可能なマルチなシート。

OUTAD 軽量 折りたたみ レジャーシート 防水仕様 全4色/3サイズ

四隅に補強アイレットがあるので、ロープやパラコードがあれば立ち木などを利用して簡単に日よけ、雨よけ屋根としても設営できます。

OUTAD 軽量 折りたたみ レジャーシート 防水仕様 全4色/3サイズ

使用後は小さく折り畳んで付属の収納袋に収められるところも、コンパクトさを要求されるアウトドアアイテムとしては嬉しいところです。

OUTAD 軽量 折りたたみ レジャーシート 防水仕様 全4色/3サイズ

【GEERTOP 両面シリコナイジング キャンピングマット 防水テントシート M~XXXL(5サイズ)】

GEERTOP 両面シリコナイジング キャンピングマット 防水テントシート M~XXXL(5サイズ)

[商品スペック]
サイズ:Medium(90×210cm)、Large(130×210cm)、XL(145×210cm)、XXL(180×210cm)、XXXL(260×210cm)
重量:Medium(160g)、Large(190g)、XL(210g)、XXL(280g)、XXXL(390g)
材質:20D格子柄ナイロン布
付属品:収納袋

ナイロン生地にシリコンコーティングを施して防水性能を高め、ダブルレイヤーシリケート処理で破れにくい、MediumからXXXLまでの5種類からサイズが選べるキャンピングマット。

ナイロン製シートの四隅には、補強用のハトメとロープをかけるループがあるのでロープで張ればオープンルーフの雨避けとしても利用可能。

GEERTOP 両面シリコナイジング キャンピングマット 防水テントシート M~XXXL(5サイズ)

収納袋に収まるコンパクトなシートですが、ナイロン製で生地が少し薄いのでクッション性のある厚手のモノを探している人には少し不満かもしれません。

【ロゴス ぴったりグランドシート】

ロゴス ぴったりグランドシート

[商品スペック]
サイズ:192×192cm、262×262cm、292×292cm
材質:PE(ポリエチレン)

ロゴスは主にファミリー層向けのキャンプ用品などを主力として商品展開する日本のアウトドアブランド、ネームバリューもありキャンプ場でも人気の高いブランドのひとつです。

正方形のテントにピッタリフィットする、3種類のサイズに対応した、地面からの浸水や湿気をシャットアウトするポリエチレン製のグランドシートです。

ロゴス ぴったりグランドシート

200cm□、270cm□、300cm□のテントにそれぞれ対応しており、インナーテントの床面積よりも少しだけ小さなシートは4隅をテントのポールに結び付けて固定します。

ロゴス ぴったりグランドシート

収納用の袋は付属していません。

【コールマン マルチグランドシート】

コールマン マルチグランドシート

[商品スペック]
サイズ:280×280cm
収納サイズ:35×25(h)cm
重量:(約)1.1kg
材質:210Dポリエステルオックス
付属品:メッシュ収納ケース
耐水圧:約2000mm

アウトドア大国であるアメリカでアウトドア用品の老舗ブランドとして人気のあるコールマン、コールマンのアウトドア用品はファッション性に優れ、キャンプ場でもよく見かける人気の高いブランドのひとつです。

テントフロアを小石などによる傷や汚れから守るグランドシートテントで、インナーテントのフロアと同じ厚手の210Dポリエステルオックス生地を採用しています。

テント底面よりもひとまわり小さなサイズが設定されており、4隅がテントのポールに固定できるようになっています。

コールマン マルチグランドシート

サイズバリエーションは、300用の280×280cm、325用の280×230cm、270用の250×250cm、240用の220×220cmの4種類がラインナップされています。

【ノースイーグル テントグランドシート】

ノースイーグル テントグランドシート

[商品スペック]
サイズ:約195×195cm(200)/約296×296cm(300)
収納サイズ:約33×10×4cm(200)、約40×25×9cm(300)
重量:約560g(200)、約1.25kg(300)
材質:PE
付属品:収納ケース

ノースイーグルは、社名はナニワですが本社は札幌にあるという株式会社ナニワが展開するアウトドアブランドで、コストパフォーマンスに優れたテントやタープなどのアウトドアグッズをラインナップしています。

材質が建築現場などで使うブルーシートと同じPE(ポリエチレン)製となっていますが、サイズがテントにピッタリで、4隅をしっかりと固定できるベルトがついて使い勝手が良くなっています。

ノースイーグル テントグランドシート

ポリエチレン製で少し安っぽい感じがしますが、専用の収納ケースもついているので荷物がコンパクトにできるメリットがあります。

【キャンパルジャパン テント用 グランドマット】

キャンパルジャパン テント用 グランドマット

[商品スペック]
品名:グランドマット2727
サイズ:270×270cm
収納サイズ:90×44×19cm
適応テント:リサービア3、ピスタ5
重量:約3.6kg
収納袋付き

小川キャンパルはテント専門メーカーである小川テントの人気ブランドでしたが、事業譲渡により2015年より同ブランドを継承したキャンパルジャパンにブランド名が変わっています。

グランドシートとしては珍しいクッション性のある厚さ10mmのマットで、ネーミングもシートではなく「グランドマット」となっています。

その分、重量も収納サイズも大きくなっており、専用の収納袋に仕舞ってもこのサイズ。

キャンパルジャパン テント用 グランドマット

キャンパルジャパンでは、発売しているテントごとにグランドマットを用意しており2017年8月現在で14種のマットが発売されています。

【ドッペルギャンガー グランドシート】

ドッペルギャンガー グランドシート

[商品スペック]
サイズ:(約)201×201cm
収納サイズ:(約)44×16cm
材質:シート本体/ポリエチレン、シート枠/ポリエステル
付属品:収納袋

リーズナブルでユニークなアウトドア用品を数多くリリースするドッペルギャンガーのグランドシート。

ドッペルギャンガーからはドーム型テント、ワンタッチテント、モノポールテントなど、様々なスタイルのテントが発売されており、グランドシートもそれぞれに対応したものが用意されています。

ドッペルギャンガー グランドシート

4隅をテントポールに固定できるストラップが付いているので、レジャーシートとして使う時にもペグダウンしてしっかりと固定することができます。

ドッペルギャンガー グランドシート

専用の収納バッグが付属していますので、利用後は収納して小さく携帯することができます。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

グランドシートはテントの下敷き、見えないアイテムなのでそれほどお金を掛けたくないという人もいると思います。

そんな人には厚手のブルーシートがおススメです。厚手のブルーシートであれば、耐水性も耐久性もあり問題なく使えます。

ブルーシートもテントの下に敷いてしまえば見えません、シートが見えるのは設営と撤収の数十分間だけです。

ブルーシートはサイズが豊富なので、フロアサイズより少し小さめのものをチョイスすれば数百円~でグランドシートの代替品が用意できます。

ブランドにこだわりのないのであれば「厚手のブルーシート」で代用を。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする