ビジネスマンの皆さんは会議の時など人が集まるビジネスシーンでとしてどのような筆記用具を使っているでしょうか。
先日のことです、わたくし事ではありますが、会議室で大事なお客様との打ち合わせがあったのですが、そこでいつものようになにげなく愛用の手帳に議事内容のメモを取っていたのです。
議事のメモ書きです、話しながら急いでメモを取りますので走り書きで間違いがあっても修正できるよう某ぺんてるの消せるボールペン「フリクション」を使って軽快に議事をメモ書きしていたのです。
議事内容は進行により変更となることもありますので修正しつつ話しながら議事録を走り書きしいていたのですが・・・。
お客様の同世代の方の手先を見ると、なんと「万年筆」を持って議事をメモ書きしているではありませんか。
しかも迷いのない筆跡でスラスラとメモ書きする姿を見て、この人はできる、文字の上手下手云々ではなく、文字を書く姿を見てできると思いました。
会議での修正内容もわかるように囲みでさらにメモを追加して、どのように議事が進行していたか後から見ても判るように丁寧で美しい手帳で関心した次第。
というわけで、できるビジネスマンは使う筆記用具も違う、保有するだけで仕事運が向上するかもしれない、一生モノのアイテム「万年筆」を紹介します。
【ラミー 万年筆 サファリ】
※こちらは入門用なので一生モノというわけではありません。
LAMY(ラミー)はドイツの筆記具メーカーです、製品のブランド名は「LAMY」、工業製品の得意なドイツの企業らしい「LAMY」の商品は高精度で美しい商品群で日本でも人気があります。
そんなメイドインドイツの定番筆記具ブランドの人気商品はやはり「サファリ」、万年筆の入門用として人気が高い「サファリ」ですが1980年に登場して以来、リーズナブルな価格と豊富なカラーバリエーション、人間工学に基づいた持ちやすさと優れた書き味の良さを両立し、世界中で愛される定番商品となっています。
学生のための筆記用具として開発されたサファリですが、今では学生だけでなくビジネスマンにも愛用される人気アイテムとなっています。
人気の秘密はその書き味の良さもさることながらリーズナブルな価格にもあります、万年筆というと高級文房具というイメージがありますがサファリは定価が約4千円程度とボールペン感覚で入手できる手軽さがあります。
ポップなカラーと嫌味のないシンプルなデザインで気軽に所有することのできる入門用の万年筆で、今まで万年筆を使ったことのない世代の人たちにもおススメできるLAMYのロングセラーな定番万年筆です。
【パイロット 万年筆 カスタム74】
パイロット(正式名称:パイロットコーポレーション)は日本の文具メーカーで、主に筆記具や手帳などを製造・販売する企業です。
パイロットといえば、消せるボールペン「フリクション」がヒット商品として知られていますが、万年筆では入門用の廉価版から高級品まで数多くの品種をラインナップする国内有数の万年筆メーカーでもあります。
「カスタム74」はパイロットが1992年に発売して以来の定番商品で、握りやすく太めな軸で本格的な書き味を持った万年筆、11種のペン先があり日本全国の文房具店に「カスタム74」の試筆台を用意しているほどです。
また、「カスタム74」には万年筆の他にも油性ボールペン、ゲルインキボールペン、シャープペンシルをシリーズ化しており、パイロットの主力商品であることが伺えます。
【プラチナ 万年筆 #3776 センチュリー】
プラチナ万年筆は東京に本社を置く筆記具などの製造、販売をする日本のメーカー、1919年(大正8年)創業の老舗万年筆ブランドです。
低価格ながらも本格的な書き味を実現した樹脂製の入門用万年筆「プレピー」シリーズから、宝飾品としての高級万年筆まで数多くの商品をラインナップしております。
最近では2016年5月開催のG7伊勢志摩サミットにおいて安倍総理大臣からG7各国首脳への贈呈品としてプラチナ万年筆の「肥後象がん万年筆」が贈られたことがニュースになっていましたのでこのブランド名を目にした人もいるのではないでしょうか。
プラチナ万年筆の定番商品は「#3776 センチュリー」、シリーズ名の数字#3776は日本の最高峰である富士山の標高を表します。富士山のように日本を代表する美しい日本文字のためのプラチナ万年筆の高級万年筆です。
センチュリーシリーズにはプラチナ万年筆の「スリップシール機構」が組み込まれています。この機構は万年筆最大の欠点ともいえるインクの乾燥を防ぐことができるプラチナ万年筆独自のキャップ構造で、バネをキャップへ内臓することでピッタリと蓋をする機能を高めインクが揮発するのを防ぎ、約2年間もインクの乾燥を防いでくれます。
プラチナ万年筆のセンチュリーもパイロットのカスタム74同様に日本全国の文具店で試し書きのできるディスプレイが用意されています、このことからも同ブランドが自信をもって販売する主力商品であることが伺えますね。
【パーカー 万年筆 ソネット】
パーカーは1888年にフランスで創業された高級筆記用具メーカーで、万年筆のインク漏れを防ぐ画期的なインク供給システムを開発して筆記用具の一大メーカーとなった、英国王室御用達のフランスの高級筆記用具メーカーです。
そんな高級筆記用具メーカーブランドであるパーカーの中で特にビジネスマンに人気なのがこのシンプルで上品なパーカーらしい美しいシルエットの万年筆「ソネット」です。
「ソネット」はパーカーらしいクラッシックなスタイルで時を超えたエレガンスの象徴、根強い人気を誇るシズレパターンなどの定番デザインと優れた技術で丁寧に仕上げられたひとつひとつの繊細な造作が、万年筆を使って文字を書くという行為に洗練さをもたらします。
パーカー万年筆の滑らかな書き味には定評があり、そして高級感もあるので贈り物としても相手を選ばずに安心してプレゼントすることができます。
【ウォーターマン 万年筆 エキスパート】
ウォーターマンは世界で最初に毛細管現象を利用したペン先を開発して万年筆業界に革命を起こしたアメリカを起源とする万年筆を主力商品とする文具メーカーのブランドです。
フランスの筆記具メーカーのブランドらしく、おしゃれで高級感がありながら実用的で、持つことで満足感を得られる万年筆のひとつです。
ウォーターマンの「エキスパート」は洗練されたスタイルと、細身でありながら丸みのあるゆったりとしたフォルムに惜しみなく使われた最高級素材がビジネスシーンによく似合う逸品です。
ウォーターマンならではの気品を醸し出す優美な流線形ボディが特徴的な「エキスパート」は、ビジネスからフォーマルまで、さらにはセンスを感じさせるビジネスギフトとして大切な人への贈り物にもにできます。
【ペリカン 万年筆 スーベレーン】
ペリカンは万年筆の老舗メーカーとして非常に有名なスイスのブランドで、万年筆のラインナップが非常に豊富であり、高価な物から子供まで使える万年筆まで幅広くカバーしています。
モンブランと並び世界中で人気の高い万年筆メーカーである「ペリカン」、その代表作がドイツ語で「卓越した」「スグレモノ」などの意味を持つ、ロングセラーの万年筆シリーズ「スーベレーン」シリーズです。
1950年の発売開始以来、わずかなデザイン変更だけで販売を続けているという、驚異のロングセラー万年筆「スーベレーン」は、ペリカンのスタンダードな万年筆です。
やや小ぶりで手になじむ、シンプルで嫌味のないデザインなので、どのようなビジネスシーンでも違和感がありません。気軽に万年筆を使いたい人にも適したアイテムだと言えるでしょう。
一目でペリカンの万年筆とわかる特徴的ななストライプ模様は、どこか上品で贈り物としても喜ばれます。
【モンブラン 万年筆 マイスターシュテュック】
モンブランはドイツの高級筆記具の人気ブランドで、1924年にモンブランの代表作となる万年筆、マイスターシュテュックが発表され、モンブランの名は世界に知れ渡りました。
マイスターシュテックは今でも、万年筆の最高峰として驚異的な人気を誇り続けています。
太くて大きな西洋人向けの万年筆は、存在感も抜群で世界の重要な調印式の際にも使われてきたといわれています。
ビジネスマンならば一生モノのアイテムとして一度は手にしてみたい憧れの万年筆ですね。