シャープペンのベストセラー ぺんてる スマッシュ

文房具には人それぞれこだわりがあると思うのですが皆さんはどのようなシャープペンをお使いでしょうか?

今回紹介するのは ぺんてるスマッシュ です、ぺんてるといえば日本を代表する大手文具メーカーでサインペンを発明した会社として有名です。

そのぺんてるがプロ仕様の製図用シャープペン「グラフ1000」を一般向けに改良して開発されたのがこの「スマッシュ」です。
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この「スマッシュ」が発売されたのが1986年ですから今年で29年のロングセラー商品ということになります、発売翌年の1987年にはグッドデザイン賞も受賞しています。

発売当初から1000円クラスの価格設定がされており当時は高級文具というイメージでしたが今現在も同じ価格で一切のマイナーチェンジもせずに高級路線で売れ続けていることから、いかに優れた商品であるかうかがうことができます。

30年近くもトップランナーとして売れ続けるそのヒミツは細部にわたる妥協なきこだわりにあります。
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製図用「グラフ1000」と同じ「プロ仕様の金属チャック」、剛性を高めるための「口金・グリップ一体化」、真鍮に3層にわたり焼付け塗装することにより得られる「ラバー感覚のグリップ」など、妥協なきものづくりへのこだわりがこのようなロングセラー商品を生み出したのです。
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このプロ仕様のシャープペンを普段使いで楽しめる、ぺんてるの「スマッシュ」を一度試してみてはいかがでしょうか?

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こだわりのシャープペンといえば他にも個性的な人気商品が存在しますので紹介します。

シャープペンは文字を書く繊細な文房具ですから人それぞれ好みが違って当然です、みんなに人気がある商品が自分にあっているとは限りませんのでいろいろと試して自分にあったものを見つけるとうれしいものです。

【ぺんてる グラフ1000(フォープロ)】
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【プチ解説】
ぺんてるの「スマッシュ」と同じ1986年に発売された製図用プロ向けの商品でスマッシュ開発のベースとなったシャープペン。

累計出荷本数は1000万本を超え30年近くにわたり売れ続けるノック式シャープペンの生みの親であるぺんてるのロングセラー商品です。

製図という細かな線を引く作業でも使いやすいようにペン先に段差をつけて細くなっていたり先金をブラックにして光が反射するのを抑えるといった工夫が施されている。

また、金属とラバーのコンビネーショングリップは金属の剛性とラバーのグリップ感を両立させ安定した製図作業が出来るようになっている。

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【ゼブラ デルガード】
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【プチ解説】
2014年にゼブラが「どれだけ力を込めても芯が折れない世界初のシャープペン」として発売したのがこのデルガード。

シャープペンは鉛筆と違いその芯の細さで繊細な文字が書ける反面、あまり強く筆圧をかけるとポキッと芯が折れてしまうことがあります。

デルガードには垂直と斜めからの筆圧に対して芯を守る機構があり、加わる力の角度や強さに合わせて自動で配分を調整して作動して芯が折れるのを防ぎます。

デルガードは中高生をターゲットした商品で受験勉強やテスト中など集中しているときに芯が折れたり詰まったりして気が散ることがないように配慮して開発されています。

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【三菱鉛筆 クルトガ】
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【プチ解説】
芯が回ってトガり続けるシャープペン、書くたびに芯が少しずつ回転して同じ場所が削られないので芯先が円すい形に磨耗します。

スタンダードモデルは芯径が0.5,0.3,0.7の3種類、バリエーションとしてグリップ部がゴムの「ラバーグリップ付き」、グリップ部が金属の「ローレットモデル」、質感をアップした「ハイグレードモデル」、グリップ部に柔らかくて弾力性のあるゲルグリップを採用した「ユニアルファゲル搭載タイプ」などがあります。

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【プラチナ万年筆 オ・レーヌ】
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【プチ解説】
ゼブラのデルガードと同様に落下の衝撃や過度の筆圧からも芯折れを防ぐ「オ・レーヌ」とネーミングされたシャープペン。

芯折れを防ぐシャープペンは「オ・レーヌ」「デルガード」の他にぺんてるの「オレンズ」もありもはやシャープペンの芯が折れないのは当たり前になってきています。

折れない性能的にはどれも遜色ない3社の商品なので、芯折れが嫌な人の選択肢は質感やグリップ・重さ・価格・その他の機能などで選択することになります。

強いて個人的な好みを言わせてもらえば、芯が折れてもぺんてるの「スマッシュ」を選択すると思います。

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【パイロット ドクターグリップ】
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【プチ解説】
パイロットの人気シリーズドクターグリップシャープペンは1992年に発売され、今年で23周年を迎えます。

開発コンセプトは筆記時の肩や腕にかかる負担を軽減する、オフィスで強い筆圧で長時間筆記する事務員などをターゲットにしていました。

シャープペンを軽く振るだけで芯がでてくるパイロット独自の「フレフレ機構」を発売当時から搭載しています。

グリップ部が太く程良い硬さのシリコンラバーが手になじむ人には使いやすい商品です、ラバーグリップが命なので替えゴムも存在します。

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【LAMY サファリ ペンシル】
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【プチ解説】
ドイツの文具メーカーであるラミー社の人気シリーズで世界的に人気のある定番商品です。
樹脂製の軽くて丈夫なグリップ部は細すぎず適度な太さがあり三角鉛筆のようなくぼみがありますので3本指にフィットします。

ドイツ製ということで高品質を期待すると耐久性の無さにガッカリすることになりかねませんので過度の期待は禁物です。

やはり文房具もメイドインジャパンの高品質に勝る商品は無く日本製の良さを再認識できるかも。

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【ステッドラー 製図用シャープペンシル】
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【プチ解説】
こちらもドイツの文具メーカーであるステッドラー社の製図用シャープペンシルです。

製図用ということでぺんてるの「スマッシュ」と同様にペン先パイプ部分が4mmと長い(ロングスリーブ設計)となっています。

金属製のやや重量感のあるボディにナイトブルーの深みのある上品なカラーで高級感を感じるがグリップ部がローレットであるため長時間使用することへの配慮は感じられない。

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如何でしたか?たかが文具、されど文具、文具の世界は奥が深い。

日本メーカーのものづくりへのこだわりがこのすばらしいロングセラー商品たちを生み出してきたのです。つくるのも職人、使うのも職人、妥協無きモノづくりへのこだわりが四半世紀にも及ぶロングヒット商品を生み出してゆくのです。

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