ビジネスシーンで使う「筆記用具」といえば何を思い浮かべますか?
エンピツ、シャープペンシル、ボールペン、万年筆など、最近では消せるボールペンなんてのもあって大ヒットしていますね。
でも、お客様にサインをお願いするときなどにスッと出して渡すのに違和感がない筆記用具の定番といえば、やはり「ボールペン」ではないでしょうか。
サインをお願いして渡したボールペンを相手が違和感なく内ポケットへ入れてしまい返してもらえず焦った経験がある人も少なからずいるはず。
「ボールペン」を使うシーンでは、消せない=やり直しできない、ことで逆に身が引きしまるものです。
大切な会議用資料などに躊躇なく「ボールペン」でメモを記入している姿を見ると「この人できるなー!!」と感心します。
会議や打合せなどでも勿論使うし、普段のメモ書きでも、消えないので正式文書のサインにも使う、そんなビジネスシーンで大活躍する書き味抜群の「ボールペン」を見てみましょう。
【三菱鉛筆 ジェットストリーム】
三菱鉛筆は日本を代表する文具メーカーですが、企業名に三菱とありますが、実はあの巨大企業グループである三菱財閥の三菱グループとは全く無関係の会社です。
その三菱鉛筆を代表する人気のボールペンが「ジェットストリーム」シリーズ、高級志向ではなく普段使いの「クセになる、なめらかな書き味」を追求した性能重視のボールペンです。
三菱鉛筆が独自に開発した新開発インクを搭載し、筆記速度に関わらず低い筆圧抵抗で書くことができる、滑らかな書き味にこだわったボールペンとしています。
なめらかな書き味に徹底的にこだわった三菱鉛筆の「ジェットストリーム」は普段使いのボールペンとして高い人気を誇る三菱鉛筆の定番ボールペンであることは間違いありません。
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【パイロット ドクターグリップ】
パイロット(正式名称:パイロットコーポレーション)は日本の文具メーカーで、主に筆記具や手帳などを製造・販売する企業です。
パイロットのボールペンといえば、消せるボールペン「フリクション」が大人気商品として存在しますが、ボールペンでは筆記時の「疲れを軽減する筆記具」として開発された「ドクターグリップ」が定番商品です。
持ちやすさを追求した、商品の特徴でもあるそのグリップの太さから学生や事務仕事をするような長時間文字を書くことが必要な人から高い支持を受けています。
感触の良い柔らかいグリップやデコレーションもできるなど、遊び要素もあり学生受けするかわいいスタイルのラインナップもあります。
1991年の商品誕生から25年を超えて、累計販売数1億本を超える大ヒット商品となって愛され続けることとなったそのこだわりは、握りやすく疲れない柔らかく太いグリップにあります。
「いつの時代にもドクターグリップが常にいちばん使いやすい筆記具であるべきだ」というパイロットの信念が、愛され続けるロングヒット商品を生み出したのです。
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【ぺんてる ビクーニャ】
ぺんてるは日本の大手文具メーカーで、アメリカ大統領リンドン・ジョンソンが愛用したことで世界的に有名になった「サインペン」を発明した企業として世界的にも名前が知られています。
ぺんてるの「ビクーニャ」は三菱鉛筆の「ジェットストリーム」と並ぶ、書き味にこだわった油性ボールペンの人気商品です。
ぺんてるが独自開発した、軽いタッチで書き味なめらかな超低粘度インキ「ビクーニャインキ」を搭載した油性ボールペンで、油性ボールペントップクラスのなめらかな書き味を実現しました。
2010年発売と後発の商品ながら、人気商品であるジェットストリームを追い上げ、書き味の滑らかさでは恐らくナンバーワンの地位を築いています。
超低粘土インキと独自の潤滑剤で究極などこまでも書き続けたくなるなめらかな書き味を実現した「ビクーニャ」は、ボールペンでもスラスラと文字を美しく書きたい人にピッタリな商品です。
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【ゼブラ サラサ】
ゼブラは日本の文具メーカーで、主力商品であるボールペンは、三菱鉛筆、パイロットコーポレーションと並び日本国内で高いシェアを誇っています。因みにセブラという社名の由来はシマウマです。
ゼブラの「サラサ」は水性ジェルインクのボールペンです、油性インクに較べると排出量が多いために減りが早く、サラサラとした書き心地でペンが進むのでボールペンとしては珍しく、インクを使い切ることができます。
ボールペンといえばインクが固まって使えなくなるのが定番のライフサイクルパターンですからね。
低価格な汎用品から、インク使用量が判るメモリ付きの学生向け商品、サラサの弱点であるインクの乾燥時間を克服したすぐに乾く速乾版、複数色やシャープが一緒になったマルチ版、タッチペンと一緒になったバージョンから高級感のある大人サラサまで、幅広いユーザーをターゲットとした豊富なラインナップの定番商品です。
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【トンボ エアプレス】
トンボ(正式名称:トンボ鉛筆)は日本を代表する大手文具メーカーです、社名のとおり主力商品の鉛筆は国内で三菱鉛筆と共に高いシェアを誇ります、文具店やホームセンターなどではではMONOブランドで有名ですよね。
トンボの「エアプレス」は少し変わったボールペン、他社のボールペンがインクに工夫をして書き味をなめらかにしているのに対して、このエアプレスは「圧縮空気でインクを押し出す」ことで引っ掛かりのない書き味を実現しています。
ノックをするとピストンが加圧室を押しつぶして、リフィル(中芯)に圧縮空気を送りインクを押し出す力となります。これにより速書きや湿った紙への筆記でもインクがかすれずくっきり書くことができ、、上向き書きもできます。
少し短く太い、ラバグリップのボディは濡れた手や、手袋をしたままでもしっかりとグリップすることができるので、屋外や工事現場などでもしっかりと記録を残すことができるタフなボールペンです。
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いかがでしたか?こうしてみると日本には古くから数多くの文具メーカーが老舗ブランドとして存在しますね、そして各メーカーが切磋琢磨してより良い商品を開発し、市場に供給してそれぞれに存在感を発揮しています。
そして繊細な日本人に好まれる、より書き味の良い、より美しく文字が書けるボールペンを今でも開発し続けて大ヒット商品を生み出している訳ですね。