前回の記事では家庭で簡単にアイスクリームをつくることができる「アイスクリームメーカー」を紹介しました。
スーパーやコンビニなどで購入するアイスクリームもいいですが、自宅で好きな材料でつくる手作りアイスクリームも新たな発見があっていいものです。
ところで、アイスクリームの他にも「ヨーグルト」を自宅でつくることができる「ヨーグルトメーカー」というものが存在するのをご存知でしたか？
「ヨーグルトメーカー」が自宅にあれば、自宅で簡単にヨーグルトをつくり、毎日できたてのヨーグルトを食べることができます、なんだか健康に良さそうではありませんか？
ヨーグルトには腸内環境を整える乳酸菌がたくさん入っていますので毎日食べれば腸の調子も絶好調！！
しかし、食物から摂る乳酸菌は、腸内に定着することなくわずか数日で排泄されてしまうので、乳酸菌を腸内に増やして腸内環境を改善するには、生活習慣として乳酸菌を摂取するようにした方がより良いという事です。
ヨーグルトメーカーで毎日できたての新鮮ヨーグルトを食べる習慣を身に付けて腸内環境美人を目指しましょう。
【トプラン ヨーグルトファクトリーPREMIUM TKSM-016】
[商品スペック]
サイズ：約W138×D130×H275mm
本体重量：約550g
電源：AC100V(50/60Hz)
消費電力：約30W
ヨーグルトメーカーの人気商品である、トプランの「ヨーグルトファクトリーPREMIUM」、牛乳のパックを丸ごと入れるだけなので手間いらずで簡単にヨーグルトをつくることができてしまいます。
ヨーグルトの作り方は簡単で手間いらず、市販の1L牛乳パックにタネ菌(ヨーグルト)を混ぜてスイッチを入れるだけ、 5～10時間でお好みのヨーグルトが完成してしまいます。
酸っぱさや硬さは発酵時間を調整することができるので、自分好みのオリジナルヨーグルトが味わえます。
健康マニアの間で話題となっている「LG-21」や「R-1」を種菌としてヨーグルトをつくり、毎日遠慮なくいただくこともできます。
「LG-21」はピロリ菌退治に一番効果的に働ける乳酸菌として注目されています、ピロリ菌は胃の壁にダメージを与え、十二指腸潰瘍や胃潰瘍を引き起こす要因となることで知られています。胃がんの原因となるとも言われており、50歳以上の日本人の7割が感染していると言われてます。
「LG-21」はピロリ菌に対して殺菌作用の強い乳酸を作り出す事ができるので毎日摂取することで胃の中のピロリ菌を減らして胃粘膜の炎症もよくなるという効果も実験により確認されています。
「R-1」は正式名称OLL1073R-1乳酸菌、ブルガリア菌の1種で明治のR-1ヨーグルトに配合されています。R-1乳酸菌の効能は免疫力を高めてインフルエンザなどのウィルスに強い体をつくるといわれています。
また、常温に近い25度前後で菌が増殖するクレモリス菌と呼ばれる乳酸菌が入って、健康に良いと話題になった、粘りがありまろやかで酸味がおだやかなのが特徴的な「カスピ海ヨーグルト」もつくることができる。
カスピ海ヨーグルトは、この粘りが食物繊維と似た働きをして、便秘の改善に効果があるといわれています。
その他にも、コレステロールの減少、食後の血糖値上昇抑制、アトピー性皮膚炎の改善、免疫細胞の活性化などにも効果があるといわれており、毎日を健康に過ごすためにとても有効なヨーグルトなのです。
牛乳パックとタネ菌となるヨーグルトで簡単にリーズナブルにヨーグルト作りができるトプランの人気ヨーグルトメーカー「ヨーグルトファクトリーPREMIUM」です。
【タニカ ヨーグルティア YM-1200-NB】
[商品スペック]
サイズ：高さ192×外径162mm
本体重量：750g
電源：AC100V(50/60Hz)
消費電力：約25W
内容器容量:1200cc
設定温度:25～65℃ マイコン温度調節機能付
ヨーグルトメーカーの老舗的存在であるタニカの人気商品「ヨーグルティア」、タニカの商品は、メイドインジャパンにこだわり、国内自社工場で製造しているので品質がとても良く安心して使えます。
タニカは、昭和46年に日本初のヨーグルトメーカーを開発し製造販売した老舗で、現在の人気商品である「ヨーグルティア」はヨーグルトの他にも納豆や甘酒などの発酵食品にも対応しています。
つくりかたはとっても簡単
1.容器をレンジで消毒
2.ヨーグルト(種菌)と牛乳を入れる
3.よく混ぜる
4.本体にセットしてスタート
5.完成後冷蔵庫で冷やしておく
基本はこの5ステップだけでヨーグルトが出来上がります。
普通のプレーンヨーグルトやカスピ海ヨーグルト、ケフィアヨーグルト、生クリームヨーグルト、豆乳ヨーグルトや飲むヨーグルトなどバリエーション豊富に楽しむことができる万能のヨーグルトメーカーです。
健康の為、毎日のヨーグルトが欠かせないという人にとってはとっても低コストでヨーグルトをつくることができてお得です。
また、設定できる温度範囲が65℃までととても広いので、納豆や甘酒、塩こうじ・醤油こうじなどの天然酵母の発酵食品も作ることが可能、特に甘酒は飲む点滴なんて呼ばれるほど健康や美容にまで効果があると言われていますので自宅で手軽に作ることが出来たらうれしいですね。
内容器が別売りでありますのでヨーグルト用、納豆用と分けてフル稼働で使いたい、老舗タニカの「ヨーグルトメーカー」です。
【タイガー ヨーグルトメーカー CHD-B100-W】
[商品スペック]
サイズ：幅10.5×奥行13.7×高さ27cm
本体重量：0.6kg
電源：AC100V(50/60Hz)
消費電力：約30W
炊飯器や電気ポット、ホームベーカリーなどの調理家電でおなじみのタイガーから発売されているヨーグルトメーカー、プレーンヨーグルトをつくるのみのシンプル機能な、牛乳パックをそのまま使うタイプのヨーグルトメーカーです。
容器内の温度設定は40～45℃のみとなっており、常温に近い温度設定でつくるカスピ海ヨーグルトはつくることができません。
また、手前に大きなメモリーダイヤルがありますが、出来上がり時間の目安がわかる目盛りとはなりますが設定時間経過で電源を切るタイマーではないので注意が必要です。
【タイガー ヨーグルトメーカー CHD-C100-A】
[商品スペック]
サイズ：幅10.5×奥行13.7×高さ27cm
本体重量：0.52kg
電源：AC100V(50/60Hz)
消費電力：約30W
この商品も先程と同じタイガーの、スイッチによる切り替え式でカスピ海ヨーグルトをつくるための低い温度設定もできるようになった、牛乳パックをそのまま使うタイプのヨーグルトメーカーです。
メモリーダイアルは相変わらず時間の目安にしかなりませんが、普通のプレーンヨーグルトに加えてカスピ海ヨーグルトにもスイッチで切り替えて対応できるようになりました。
作り方は簡単で、1Lか0.5Lの紙パック牛乳にプレーンヨーグルトまたはヨーグルト菌を規定の量入れて、よくかき混ぜて本体にセットして通電するだけ、通電といっても電源スイッチが無いのでコンセントを挿すだけです。
メモリーダイアルを開始時刻にセットしておけば何時になれば食べ頃か目安になります、これ以上ないシンプルな操作ですね。
【アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー IYM-011】
[商品スペック]
サイズ：幅約14.7×奥行約14.7×高さ約28cm
本体重量：0.65kg
電源：AC100V(50/60Hz)
消費電力：約30W
「アイリスオーヤマ」は、家庭用プラスチック製品の製造と販売を主な業務とする企業です、ホームセンターなどの量販店やネット通販を中心に商品販売しており、家電製品や寝具・インテリア、最近ではLED照明なんかもよく見かけます。
「ジェネリック家電」という言葉と共に聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。「ジェネリック家電」とは、先発医薬品の特許期間が過ぎた後に価格を下げて販売される「ジェネリック医薬品」から派生した家電キーワードで、大手電機メーカーの最先端技術を特許を侵害しない範囲で搭載した、機能的にシンプルで安価な家電商品を総称してこう呼びます。
ジェネリック家電とはいえ、定番商品の基本機能を踏襲しながら使い勝手良くアレンジした商品が多く、アイリスオーヤマの商品は分野によっては一流家電メーカーを押しのけてかなりのシェアを持っているものもあります。
そんなアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーは、定番の紙パック牛乳をセットするスタイルの必要な機能をしっかりとおさえた商品で、プレーンヨーグルトに加えてカスピ海ヨーグルトにも対応できる温度設定切り替え機能付きとなっています。
タイマーも時間設定の機能こそありませんが切り忘れ防止の12時間経過で自動オフの機能がついている安心設計となっています。
作り方は簡単、紙パック牛乳に材料を入れてよく混ぜ、本体にセットしてプレーン/カスピ海を選択してスタートするだけ。
上位機種の「ヨーグルトメーカープレミアム」ならば、1℃刻みの細かな温度設定と、1時間刻みの時間設定で、より幅広い発酵食品をつくることもできます。
出来上がったヨーグルトを取り出したり材料をかき混ぜたりするのに便利な専用スプーンと牛乳パック用のフタも付属しています。
【アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー PYG-15-A】
[商品スペック]
サイズ：幅約26.8×奥行約24×高さ16.6
本体重量：2.7kg
電源：AC100V(50/60Hz)
消費電力：約20W
アイリスオーヤマの紙パック牛乳を使わないタイプの大容量のヨーグルトメーカー、セラミック製の1.5Lと大容量な容器がひとつと、150mlの食べきりサイズの小さな容器が8個ついているのでこれひとつでいろいろな使い方ができます。
発酵の温度設定もカスピ海ヨーグルトや天然酵母などの27℃、プレーンヨーグルトやギリシャヨーグルトなどの41℃、白味噌や甘酒などのための60℃と、3種類の設定ができて様々な発酵食品に対応。
タイマーは発酵食品に合わせて最大48時間まで1時間単位で設定できるようになっています。
ヨーグルトの作り方は簡単、材料を分量どおりよく混ぜて、時間と温度を間違えないように設定して、あとは完成するのを待つだけ。
大容量1.5Lの容器がひとつと、食べきりサイズの150ml容器が8つ付属しています。
他のヨーグルトメーカーと比較して、少しサイズは大きいですが、大家族やヨーグルトを大量に欲しい人、色々な発酵食品に挑戦してみたい人などにおススメです。
【山善 ヨーグルトメーカー YMR-9100-W】
[商品スペック]
サイズ：幅約16×奥行約16×高さ23.5
本体重量：0.65kg
電源：AC100V(50/60Hz)
消費電力：約15W
容量：1000ml
山善といえば大阪に本社を置く大手専門商社ですが家電量販店やホームセンターなどで家電製品などが販売されているのをよく見かけます。
山善もまた、アイリスオーヤマと同様に「ジェネリック家電」のブランドとして認識されていますが、基本機能をしっかりとおさえた生活家電をリーズナブルな価格で提供しています。
山善のヨーグルトメーカーは、紙パック牛乳ではなく内蔵の容器にヨーグルトをつくるタイプで、容量は控えめな1000mlまで、温度設定もタイマー機能もないシンプルな商品です。
作り方は簡単
1.材料を用意する
2.容器などを熱湯消毒
3.材料を入れてよくかきまぜる
4.約6時間後に完成
出来上がり予定時刻を覚えておくためのダイヤルはありますが、タイマー機能はついていないので完成時はコンセントプラグを抜く必要があります。
材料は牛乳250～1000ml、スターターのヨーグルトは牛乳の約10％を用意します。(500ccのヨーグルトをつくる場合450ccの牛乳に50ccのヨーグルトを混ぜます)
常温で発酵させるタイプのカスピ海ヨーグルトやケフィアヨーグルトはできませんが、普通のプレーンヨーグルトを紙パック以外で簡単に作りたい人にはおススメできる山善のヨーグルトメーカーです。
【TWINBIRD 健康三役さんS EH-4441W】
[商品スペック]
サイズ：約幅160×奥行180×高さ230mm
本体重量：0.70kg
電源：AC100V(50/60Hz)
消費電力：約33W
容量：1000ml
「ツインバード」といえばホームセンターなどでよく見かける家電商品のブランドですが、大手メーカーの一世代前の技術を利用しながら搭載する機能を少なくして低価格を実現する「ジェネリック家電」と呼ばれる家電メーカーのひとつですね。
アイリスオーヤマ、山善と並びジェネリック家電メーカーとして使い勝手の良いリーズナブルな家電商品を販売しているツインバードのヨーグルトメーカーはネーミングもユニークな「健康三役さんS」、名前だけではヨーグルトメーカーであることが分かりません。(笑)
作り方は山善のヨーグルトメーカーと全く同じ
1.材料を用意します。(牛乳とスターターとなるヨーグルト)
2.容器を熱湯消毒します。
3.容器に材料を入れてよくかき混ぜます。
4.容器に本体をセットし、通電します。
5.できあがり。
材料は牛乳250～900ml、スターターのヨーグルトは牛乳の約10％を用意します。(500ccのヨーグルトをつくる場合450ccの牛乳に50ccのヨーグルトを混ぜます)
ヨーグルトの他に温泉卵と果実酒ができるということでレシピが載っていますが、温泉卵は電気を使わず熱湯を注いで待つだけなので保温するためだけのようです。
ツインバードのヨーグルトメーカーでしたがメーカーに対してひとつだけ言いたいことが、
「取扱説明書のフォントが読みにくいのでなんとかならんものでしょうか？」
風流で味のあるフォントを使っています。
自宅で種菌を使ったいろいろなタイプのヨーグルトをジャンジャン作って、毎日コストを気にせずに継続して試し、自分の体に合ったヨーグルトを見つけて健康に役立てたいものです。