【LEDランタン比較】コールマンのLEDランタンを比較

LEDランタンのブランドとして、ジェントスと並んで高い人気を誇る、アメリカのアウトドアブランドの老舗である「コールマン」が、今シーズン(2017年)も個性的な新商品を投入してきました。

コールマン製LEDランタンの特徴として思い浮かべるのが

・分割式でパネルライトやエリアライトとしても使えるモデルがある

・CPX6バッテリーシステムに対応しているモデルがある

・レトロスタイルでインテリアにも映えるモデルがある

あたりでしょうか、デザイン性に優れ、ブランド力もあり人気があるのでキャンプ場でもよく見かけます。

CPX6バッテリーシステムとは?

CPX6バッテリーシステム

CPX6バッテリーシステム」はコールマンのLEDランタンなどに使える交換式のバッテリーです。

商品名にCPX6と記載されている機種の交換式バッテリーで、対応機種は乾電池か交換式バッテリーを選択して使うことができます。

CPX6システムには、乾電池ケースや、ACパワーパックなどもあり、キャンプ場のACサイトではAC電源を直接使うことも可能となります。

コールマンのCPX6バッテリーシステム対応機種は、電池やバッテリーから分割式のライト内蔵バッテリーへと充電して使う仕様となっており、効率だけを考えるとと、充電池→充電池のロスが生じてしまうのであまり良いものではありません。

キャンプ場での運用を考えると予備バッテリーがある安心感と、最悪の場合は電池も使えるので使用頻度が高い場合は「CPX6バッテリーシステム」対応機種も良いのかもしれません。

しかし、2017年版のカタログからはCPX6シリーズが掲載されなくなっているので今後は保守品として入手が困難になるかもしれません。

【コールマン ランタン CPX6 クアッドLEDランタン 2000013183】

コールマン ランタン CPX6 クアッドLEDランタン 2000013183

[商品スペック]
光源:LED×24個
明るさ:約379ルーメン
使用電池:単1形乾電池×4本(別売)
     CPX6充電式カートリッジ(別売)
     CPX6充電式カートリッジハイパワー(別売)
     CPX6ACパワーパック(別売)
点灯時間:アルカリ乾電池使用時 約27時間(High)/約112時間(Low)
     CPX6充電式カートリッジ使用時 約3時間(High)/約10時間(Low)
     CPX6充電式カートリッジハイパワー使用時 約5時間(High)/約16時間(Low)
     分割式エリアライト使用時 約2.5時間(High)/約5時間(Low)
保護等級:
本体サイズ:直径170×高さ300mm
本体質量:約1.6kg
付属品:乾電池カートリッジ

アウトドア用品の老舗「コールマン」の「CPX6バッテリーシステム」の充電式カートリッジと単1乾電池4本を選んで使用できる2WAYのLEDランタン。

クアッドLEDランタン最大の特徴は分割式の発光部で本体から分離して単独の手提げ式フラッシュライトとして使えます、トイレに行く時などに便利ですね。

コールマン ランタン CPX6 クアッドLEDランタン 2000013183

分割式フラッシュライトを収納する本体に乾電池またはCPX6充電式カートリッジを内蔵して4つの分割式フラッシュライトに内蔵したバッテリーに充電してLEDを点灯させます。

重量1.6kgもあるので他のサブランタンのようにタープやテント内で吊るして使うことは難しいかもしれません。

【コールマン ランタン CPX6 トライアゴLEDランタン2 2000027300】

コールマン ランタン CPX6 トライアゴLEDランタン2 2000027300

[商品スペック]
光源:LED
明るさ:500ルーメン
使用電池:アルカリ単一形乾電池×4本、CPX6充電式カートリッジ、CPX6充電式カートリッジハイパワー
点灯時間:アルカリ乾電池使用時約13時間(High)/約300時間(Low)
     CPX6充電式カートリッジ使用時約1.5時間(High)/約20時間(Low)
     CPX6充電式カートリッジハイパワー使用時約2.5時間(High)/約43時間(Low)
     分割式エリアライト使用時約1.5時間(High)/約13時間(Low)
保護等級:IPX4対応(水没以外の雨や水しぶき等あらゆる天候で使用可能)
本体サイズ:直径160×270(高さ)mm
本体質量:1400g

コールマンのCPX6システム充電式カートリッジを使えるシリーズでは、明るさ500ルーメンで最高の明るさを誇る「トライアゴLEDランタンⅡ」。

分割式のエリアライトで「トライアゴ」という商品名からも想像できるように、本体から3分離してそれぞれをエリアライトとして使うことができます。

コールマン ランタン CPX6 トライアゴLEDランタン2 2000027300

「CPX6バッテリーシステム」に対応しており、充電式カートリッジと充電式カートリッジハイパワーは使用できます、但し、ACパワーパックには対応していませんので注意が必要です。

CPX6充電式カートリッジハイパワーを使用しても、明るさ最大の500ルーメンでは約2.5時間しかバッテリーが持たないので1泊のキャンプでも交換が必要となり、実用的ではなさそうです。

乾電池ならば13時間持ち、2泊ならば余裕で持ちこたえますので、乾電池で運用したほうが良さそうですね。

【コールマン ランタン CPX6 レトロLEDランタン 2000016969】

コールマン ランタン CPX6 レトロLEDランタン 2000016969

[商品スペック]
光源:LED
明るさ:約300ルーメン
使用電池:単1形乾電池×4本(別売)
     CPX6充電式カートリッジ(別売)
     CPX6充電式カートリッジハイパワー(別売)
     CPX6ACパワーパック(別売)
点灯時間:乾電池使用時/約63時間(100%)、約142時間(25%)
     CPX6使用時/約4時間(100%)、約20時間(25%)
     CPX6ハイパワー使用時/約6時間(100%)、約32時間(25%)
保護等級:
本体サイズ:直径135×高さ295mm
本体質量:約750g
付属品:乾電池カートリッジ

アウトドア用品の老舗である「コールマン」らしく、燃料式ランタンのようなレトロスタイルのLEDランタン、CPX6バッテリーシステムに対応しています。

明るさは最高300ルーメンとやや控えめなテーブルランタン用ですが、発光色を白色と暖色の2種類に切り替え可能となっています。

乾電池で使用すれば約63時間も連続点灯しますのでキャンプでの使用であれば予備の電池は不要です。

古き良き燃料式ランタンを模したスタイルが魅力的で、室内にインテリアとして置いても良さそうですね。

コールマンから新しくリリースされてくるLEDランタンの新商品は、CPX6バッテリーシステムを採用していないものばかりとなってきました。

乾電池での運用した方が連続点灯時間が長く、エネルギー効率も良いので、ランニングコストを含めトータル的に考慮しても選択されなくなってきているのかもしれません。

電源にバッテリーではなく乾電池を採用したLEDランタンシリーズです。

【コールマン ランタン ミレニアLEDキャンプサイトランタン 2000022276】

コールマン ランタン ミレニアLEDキャンプサイトランタン 2000022276

[商品スペック]
光源:LED
明るさ:1000ルーメン
使用電池:単1乾電池×6本
点灯時間:約14時間(High)、約68時間(Medium)、約148時間(Low)
保護等級:IPX4対応(水没以外の雨や水しぶき等あらゆる天候で使用可能)
本体サイズ:150×150×290(高さ)mm(ランタン)、170×20×190(高さ)mm(リフレクター)
質量:980g(ランタン)、400g(リフレクター)
付属品:リフレクター

ライバルであるジェントスの1000ルーメンランタン「EX-1000C」と同じく2015年春に登場したコールマンの1000ルーメンLEDランタンです、この1000ルーメンランタンたちの登場でLEDランタンも大台越えの機種が見られるようになりました。

発光色は白色ですが、光源は青色LED、フォスファーと呼ばれる黄色のカバーに光をあてて拡散させることで白色を表現しています。

コールマン ランタン ミレニアLEDキャンプサイトランタン 2000022276

電池の数を単1×6本として明るさ最大時でも14時間もの連続点灯が可能となっていますので2泊程度は電池が持ちそうです。

白色発光で1000ルーメンの明るさではさすがにギラギラ感がありますので、リフレクターを標準装備してサイト内に集光できるように配慮されています。

コールマン ランタン ミレニアLEDキャンプサイトランタン 2000022276

【コールマン ランタン クアッドマルチパネルランタン 2000031270】

コールマン クアッドマルチパネルランタン 2000031270

[商品スペック]
明るさ(電池8本):約800ルーメン(Highモード)/200ルーメン(Midモード)/100ルーメン(Lowモード)
明るさ(電池4本):約500ルーメン(Highモード)/160ルーメン(Midモード)/60ルーメン(Lowモード)
明るさ(パネル):約130ルーメン(Highモード)/20ルーメン(Lowモード)/110ルーメン(Spotモード)
連続点灯時間(電池8本):約20時間(Highモード)/約120時間(Midモード)/約400時間(Lowモード)
サイズ:約W146×D145×H230mm
本体重量:約1.2kg
使用電池:単1形アルカリ乾電池×4本または8本
保護等級:IPX4対応(全方向からの水しぶきに10分間耐える)

コールマンの2017年発売の新作LEDランタンは、CPX6バッテリーシステムには対応していない、発光パネル分割式のLEDランタンです。

発光パネルは、本体側面4方向にあり、それぞれがマグネット脱着式となっており、分割して独立したパネルライトとして使えるようになっています。

これまでのクアッドランタンと違い、パネルを4面すべて外してしまったとしても、本体にLEDバルブが残っているのでLEDランタンとして使えるようになっています。

コールマン クアッドマルチパネルランタン 2000031270

パネルライトは背面にスタンドがあり、単独で立てて使うことができますし、パネルライト側面にもLEDライトが付いているので、単独でフラッシュライトとして使うこともできます。

コールマン クアッドマルチパネルランタン 2000031270

コールマン クアッドマルチパネルランタン 2000031270

他社のモデルにも搭載されていますが、最近流行りの機能なのか、本体にあるUSBポートから、スマホなどへの充電もできるようになっています。

コールマン クアッドマルチパネルランタン 2000031270

800ルーメンの大光量でメインランタンとして使う、発光パネルをそれぞれにサブランタンとして使う、パネルを並べてエリアライトとして使うこともできるなど、いろいろと使い方を工夫できるマルチなランタンです。

コールマン クアッドマルチパネルランタン 2000031270

【コールマン ランタン バッテリーロックLEDパックアウェイランタン 2000027298】

コールマン ランタン バッテリーロックLEDパックアウェイランタン 2000027298

[商品スペック]
明るさ:約400ルーメン
連続点灯時間:約13時間(High)、約40時間(Medium)、約400時間(Low)
サイズ:使用時/約直径13.5×高さ23.5cm、収納時/約直径13.5×高さ15.5cm
本体重量:約700g
使用電池:単1形アルカリ乾電池×4本
保護等級:IPX4対応(全方向からの水しぶきに10分間耐える)

コールマン2016年のカタログから、電池を長持ちさせる「バッテリーロック」シリーズに追加されたLEDランタン、バッテリーロック機構により電池の消耗を防ぎ、液漏れを防止します。

バッテリーロックシリーズのLEDランタンは毎年ラインナップを増やしており、USB機器への給電ができる機種、たたんでコンパクトに仕舞える機種、フラッシュライトとのツーインワンやレトロスタイルの機種などが追加されてきています。

この機種は、本体にスライドさせてコンパクトに収納できる明るさ400ルーメンの機種、収納スペースを取らないし、電池も保管できるので防災用にも向いています。

コールマン ランタン バッテリーロックLEDパックアウェイランタン 2000027298

シリーズ明るさ最大で、レトロスタイルな「ノスタルジア」は単1形乾電池6本で700ルーメンの明るさの本格派、コールマンらしい燃料式ランタンを模しています。

コールマン ランタン バッテリーロック ノスタルジア

毎年進化し続けるコールマンのLEDランタンに、これからも目が離せないですね。

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